出願番号 |
特願2006-215082 |
出願日 |
2006/8/7 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2008-035790 |
公開日 |
2008/2/21 |
登録番号 |
特許第4982848号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
新規ダニアレルゲンおよびその利用 |
技術分野 |
食品・バイオ、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
新規ダニアレルゲンおよびその利用 |
目的 |
これまでに知られていないダニアレルゲンタンパク質であって、ダニアレルギー患者由来の血清と高頻度に反応するダニアレルゲンタンパク質を提供する。さらに、ダニアレルゲンタンパク質を含むダニアレルギー性疾患の予防または治療薬等の該ダニアレルゲンタンパク質の代表的な利用例を提供する。 |
効果 |
このタンパク質は、ダニアレルギー患者血清IgEと高頻度に反応する新規アレルゲンタンパク質である。よってこのタンパク質は、新規のダニアレルギー性疾患の治療薬、予防薬および診断薬を提供することができる。よって、ダニアレルギー性疾患の治療、予防、診断において特に有用である。 |
技術概要
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タンパク質は、ダニ(例えばDermatophagoides farinae等)由来のタンパク質であって、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による分子量が約15kDaである;等電点が約5.5である;および、アレルゲン活性を有する;タンパク質である。また、このタンパク質は、配列番号1および2に示されるアミノ酸配列を含むものであってもよい。また、タンパク質は、グループ2ダニアレルゲンに属するものであってもよい。また、タンパク質は、アレルゲン活性を有するダニに含まれるタンパク質であって、配列番号3に示されるアミノ酸配列からなり、かつ、アレルゲン活性を有するタンパク質;配列番号3のアミノ酸配列において、1個または数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、および/または付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、アレルゲン活性を有するタンパク質である。図1はダニ虫体抽出物を2次元電気泳動に供した後に、ダニ全タンパク質を銀染色法により検出を行なった結果を示す図である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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