出願番号 |
特願2005-102049 |
出願日 |
2005/3/31 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2006-280486 |
公開日 |
2006/10/19 |
登録番号 |
特許第4670046号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
体幹伸展筋力増強装置 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
腰椎圧迫骨折、脊椎の伸展 |
目的 |
訓練者が高齢者等の円背の人や腹臥位をとることが困難な人でも、大きな負担なく体幹伸展筋力の増強訓練を行うことができる体幹伸展筋力増強装置の提供。 |
効果 |
支持台が前後移動可能に支持する座部材上に訓練者が着座し、その訓練者が頭部や背部を適当な壁面等に押し当てながら臀部で座部材を前方へ押し出したり後方へ戻したりすると、負荷手段がその座部材の少なくとも前進移動に負荷を加えて、訓練者の体幹伸展筋力を増強させることができることから、訓練者が高齢者等の円背の人や腹臥位をとることが困難な人でも、背部への大きな負担なく体幹伸展筋力の増強訓練を行うことができる。 |
技術概要
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本技術の体幹伸展筋力増強装置は、訓練者が着座する座部材としてのクッションと、そのクッションを前後移動可能に支持する支持台とを具える。クッションの裏面には、クッションの円滑な前後移動を可能にする複数のローラが軸支されており、支持台は、クッションを前後移動可能に支持するために、後方に行くほど低くなるとともに上向きに凸に湾曲して前後方向へ延在する板状の支持部材を有している。更に、装置は、クッションの前進移動に負荷を加える、負荷手段としての、例えばゴムバンドやコイルスプリング等の弾性部材を複数本具えると共に、背フレームを具えており、この背フレームには、訓練者の背側の頭部から肩部までの何れかの部位を押し当てられる、押し当て部材としてのパッドと、上体支持部材としての脇アームとが各々位置調節可能に設けられている。使用にあたり、クッション上に訓練者が着座し、臀部でクッションを前方へ押し出したり後方へ戻したりすると、クッションの前進移動の際に弾性部材が伸張変形することでクッションに負荷が加えられ、訓練者の体幹伸展筋力を増強させることができる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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