スギ花粉由来の新規タンパク質およびそのタンパク質をコードする遺伝子並びにそれらの利用

開放特許情報番号
L2011004597
開放特許情報登録日
2011/9/2
最新更新日
2011/12/2

基本情報

出願番号 特願2005-032365
出願日 2005/2/8
出願人 国立大学法人広島大学
公開番号 特開2006-217830
公開日 2006/8/24
登録番号 特許第4852738号
特許権者 国立大学法人広島大学
発明の名称 スギ花粉由来の新規タンパク質およびそのタンパク質をコードする遺伝子並びにそれらの利用
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 アレルギー診断用薬剤、治療用薬剤
目的 スギ花粉症の診断や治療に有用な新規タンパク質の提供。
効果 スギ花粉に含まれるアレルゲンであって、XTHのアミノ酸配列と相同性を有し、かつ、アレルゲン活性を有するものであることからスギ花粉症患者血清のIgEと高頻度で反応することができるので、アレルギー診断薬や、減感作療法用の治療用薬剤等として好適に利用することができる。
技術概要
本技術は、キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼ/ヒドロラーゼ(XTH)と相同性を有する新規タンパク質を見出すとともに、このタンパク質がスギ花粉症患者の血清IgEと高い反応頻度を示すことをに鑑みて開発されたもので、本技術に係るタンパク質は、スギ花粉に含まれるアレルゲンであって、キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼ/ヒドロラーゼ活性を有し、かつ、アレルゲン活性を有することを特徴としている。また、このタンパク質は、スギ花粉に含まれるアレルゲンであって、(a)配列番号1に示されるアミノ酸配列;または(b)配列番号1に示されるアミノ酸配列において、1個もしくは数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、および/または付加されたアミノ酸配列を含み、かつ、アレルゲン活性を有している。また、本技術のタンパク質は、キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼ/ヒドロラーゼのアミノ酸配列に対して60%以上の相同性を有することが好ましい。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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