出願番号 |
特願2004-294361 |
出願日 |
2004/10/6 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2005-315835 |
公開日 |
2005/11/10 |
登録番号 |
特許第4604192号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
ゲル化状態評価装置、それを備えたゲル製造装置及び豆腐製造装置、並びに、ゲル製造方法及び豆腐製造方法 |
技術分野 |
生活・文化、食品・バイオ |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
ゲル化状態評価装置、それを備えたゲル製造装置及び豆腐製造装置 |
目的 |
豆腐の製造工程における状態、特に凝固過程を捕捉することが可能な特性値を求め、特性値を利用した豆腐凝固状態評価装置、豆腐製造装置及び豆腐製造方法を実現する。さらに、ゲル製造工程におけるゾル−ゲル転移特性を有する材料のゲル化状態を、容易且つ確実に評価することができるゲル化状態評価装置、このゲル化状態評価装置を備えたゲル製造装置、及びゲル製造方法を実現する。 |
効果 |
ゲル化状態評価装置は、ゾル−ゲル転移特性を有する材料のゲル化過程における誘電特性を測定する誘電特性測定手段を備えているので、材料のゲル化状態を、材料に接触することなく、電気的な信号として取得することができる。これにより、材料のゲル化過程を定量的に捕捉することができ、また、得られた情報をゲルの衛生管理や品質管理に利用することができる。 |
技術概要
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豆腐凝固状態評価装置10の概略構成を図1に示す。同図に示すように、豆腐凝固状態評価装置10は、概略的に、一対の平行平板電極(誘電特性測定手段)11を備えた豆腐槽12と、当該豆腐層12の温度を所定の範囲とする恒温槽13と、LCRメータ(誘電特性測定手段)14と、コンピュータ(制御手段、記録手段)15とを備えて構成されている。なお、コンピュータ15は、制御手段としての中央演算処理装置(CPU)及び記録手段としてのメモリを備えており、メモリは例えばハードディスクなどにより構成することができる。開孔率が平行平板電極全面積の約40%である、ステンレス製のパンチング板により構成された、網状平行平板電極を用いている。平行平板電極11として、複数の部分が打ち抜かれて網状となっている網状平行平板電極を用いることにより、平行平板電極11の伝熱効率を向上させることができる。また、平行平板電極11への外部からの、電気的なノイズをカットするために、豆腐槽12をシールドで囲い、シールドをアースに接続する構成としても良い。豆腐槽12内の温度の制御は、豆腐槽12を覆うように設けられている恒温槽13により行う。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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