複合多孔体およびその製造方法、並びにこれを用いた有機物質変換方法

開放特許情報番号
L2011004579
開放特許情報登録日
2011/9/2
最新更新日
2013/4/16

基本情報

出願番号 特願2004-311071
出願日 2004/10/26
出願人 国立大学法人広島大学
公開番号 特開2005-314208
公開日 2005/11/10
登録番号 特許第5194249号
特許権者 国立大学法人広島大学
発明の名称 複合多孔体およびその製造方法、並びにこれを用いた有機物質変換方法
技術分野 無機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 光触媒を含有する複合多孔体
目的 光触媒粒子の二酸化チタンを分散させた水溶液に、多孔体の原料のテトラエトキシシランを添加し、生成物をロ別、乾燥、加熱焼成して、多孔体と光触媒の複合多孔体を製造する。
効果 光触媒の固体微粒子を任意の量含有させられ、それの結晶性の乱れや活性の低下のない、良好な機能を発揮出来る複合多孔体が得られる。
技術概要
(a)液体、ゾル、又はゲル状の(A)合成媒体に、(B)光触媒機能を有する固体微粒子を混合分散させ、次いで(b)媒体中で多孔体の骨格を生成させて複合化させ、多孔体と固体微粒子との複合体を形成させる。成分Aは多孔体を形成させる液体、ゾル、ゲルで、(C)多孔体の原料(例えば、テトラエトキシシラン)を成分Bの添加の前又は添加の後に添加し混合して、例えば超音波をかけて成分Bを分散させるのが好ましい。成分Bは平均粒径を2〜50000nmとする二酸化チタンなどで細孔を形成し、成分Bと成分Cの合計量の10重量%以上とさせるのが好ましく、多孔体は多孔質シリカ、ゼオライト、多孔質アルミナ、メソ多孔質シリカなどであり、成分A内で溶解させた後に骨格を形成させ、平均細孔直径を0.5〜100nmとさせるのが好ましい。工程aでpH調節の酸及び塩基、界面活性剤などを加え、工程bで成分Cを固化させて複合化させ、所望により150〜1000℃で焼成することが出来る。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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