出願番号 |
特願2004-263110 |
出願日 |
2004/9/9 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2006-076928 |
公開日 |
2006/3/23 |
登録番号 |
特許第4734558号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
ペンタフルオロフェニル基を有する複素芳香族化合物の製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
電気的、電子的、光電気的部品に用いる有機電子部品材料、有機半導体層を有する薄膜トランジスタ(TFT) |
目的 |
ペンタフルオロフェニル基を有する有機化合物と、ハロゲン化チエノチオフェンなどとを縮合させて、ペンタフルオロフェニル基を有する複素芳香族化合物を製造する。 |
効果 |
安価な試剤を出発物質として、良好な収率でチオフェン誘導体、セレノフェン誘導体を合成できる。 |
技術概要
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(A)ペンタフルオロフェニル基を有する有機化合物と、(B)X−Ar又はX−Ar−X(XはCl、Br、I)などで表されるハロゲン化チエノチオフェンなどとを、(C)パラジウム化合物、(D)非プロトン性極性溶媒及び(E)塩基の存在下に更に(F)Ag↓2Oを共存させて縮合させ、式T(Arはn=4のチオフェンオリゴマーではない)で表されるペンタフルオロフェニル基を有する複素芳香族化合物を製造する。成分Aは臭化ペンタフルオロフェニルマグネシウム、ペンタフルオロフェニル銅、臭化ペンタフルオロフェニル亜鉛、ペンタフルオロフェニルボロン酸などで、成分Bは式U(nは1〜10)又は式V(nは1〜10)で表されるチエノチオフェン、ベンゾジチオフェン、チエノセレノフェン、ジチエノセレノフェンなどや或るいはC↓(1〜18)のアルキル、アルキルオキシなどで置換されたもので、成分Cはテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムで、成分DはNMP、HMPA、DMSOなどで、成分Eはリン酸カリウムなどが好ましい。成分A、B,C、D、E、Fを50〜150℃で反応させるのが好ましい。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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