出願番号 |
特願2005-093274 |
出願日 |
2005/3/28 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2006-238861 |
公開日 |
2006/9/14 |
登録番号 |
特許第4686710号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
スギ花粉由来の新規アレルゲンおよびその利用 |
技術分野 |
食品・バイオ、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
減感作療法、スギ花粉症の診断 |
目的 |
スギ花粉症の診断や治療に役立つ新規のスギ花粉アレルゲンの提供。 |
効果 |
本技術のタンパク質(アレルゲン)をこのアレルゲンに対してアレルギー反応を起こすスギ花粉症患者に投与することにより、スギ花粉症を治療することができる。さらに、本技術のタンパク質をスギ花粉症の診断用薬剤として用いることにより、従来よりも信頼性の高いスギ花粉症の診断を行うことができる。 |
技術概要
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本技術のタンパク質は、スギ花粉に含まれるスギ花粉症のアレルゲンであって、植物由来の1,3−beta−グルカナーゼと高い相同性を有し、1,3−beta−グルカナーゼ活性を有するものである。このようなタンパク質の一例として、スギ花粉アレルゲンCJP38が挙げられる。CJP38は、配列番号1に示すアミノ酸配列(348アミノ酸残基)からなるタンパク質であり、スギ花粉に含まれているものである。また、CJP38のアミノ酸配列は、CJP38をコードする遺伝子のcDNAの塩基配列とともに図にも示されている。本技術に係るタンパク質は、アミノ酸がペプチド結合してなるポリペプチドであればよいが、これに限定されるものではなく、ポリペプチド以外の構造を含む複合タンパク質であってもよい。したがって、CJP38は、配列番号1に示されるアミノ酸配列以外に、他の構造を含む複合タンパク質であっても良い。また、本技術に係るタンパク質は、Cry j1やCry j2など、他のアレルゲンタンパク質と融合させて使用してもよい。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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