出願番号 |
特願2005-233130 |
出願日 |
2005/8/11 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2007-045777 |
公開日 |
2007/2/22 |
登録番号 |
特許第4945743号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
抗菌性医療用補綴部材及び医療用補綴部材の抗菌処理方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
表面処理、その他 |
適用製品 |
補綴部材、人工骨、インプラント、入れ歯、クラウン、ブリッジ、インレー、前装冠 |
目的 |
抗菌性に優れ口腔内でも安全に使用することができる医療用補綴部材を提供し、更に、抗菌性に優れ口腔内でも安全に使用することができる医療用補綴部材の抗菌処理方法を提供する。 |
効果 |
抗菌性に優れ、医療用補綴部材として安全に使用することができ、特に、歯科医療用補綴部材として口腔内で安全に使用することができる。 |
技術概要 |
この抗菌性医療用補綴部材は、基地部分の材質はチタン又はチタン合金からなり、チタン表面に窒化チタン被膜を有する。窒化チタン皮膜は、どのような方法を用いて形成するものであってもよいが、イオンプレーティング法による場合は、密着性の良い窒化チタン皮膜を形成することができる。窒化チタン被膜の厚さは0.1μm以上とすることにより再現性の良い抗菌性医療用補綴部材を得ることができる。また、窒化チタン被膜の厚さは、オクタデシルジメチルアンモニウムクロライド水溶液中に浸漬し、抗菌性をさらに向上させる処理を行う場合には、0.3μm以上とするのがよい。これにより耐久性のある抗菌性医療用補綴部材を得ることができる。カンジダ アルビカンス菌又はストレプトコッカス ミュータンス菌に優れた抗菌性を有する。チタン又はチタン合金製の医療用補綴部材に、純チタンを蒸発源とし窒素ガスを処理ガスとして導入するイオンプレーティング処理を行い、つぎに、オクタデシルジメチルアンモニウムクロライド水溶液中に浸漬処理を行うことにより医療用補綴部材の抗菌処理がなされる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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