| 出願番号 |
特願2007-544247 |
| 出願日 |
2006/11/14 |
| 出願人 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
| 公開番号 |
WO2007/055429 |
| 公開日 |
2007/5/18 |
| 登録番号 |
特許第4917044号 |
| 特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
| 発明の名称 |
非天然アミノ酸をタンパク質に導入するためのtRNA変異体 |
| 技術分野 |
有機材料 |
| 機能 |
材料・素材の製造 |
| 適用製品 |
アンチコドン、アミノアシル化、トリプトファン用tRNA変異体 |
| 目的 |
アンチコドンにCUAを持ち非天然アミノ酸でアミノアシル化されたtRNAであって、終結因子と競合することなく、非天然アミノ酸を高効率でタンパク質に導入することができるtRNAの提供。 |
| 効果 |
このtRNAを用いることで、蛍光標識非天然アミノ酸を導入した蛍光標識タンパク質を合成すること(WO2004/009709 A1)や、タンパク質の特定部位に蛍光共鳴エネルギー移動の供与体と受容体となる蛍光標識非天然アミノ酸を導入することでタンパク質と他の分子との相互作用の検出することを、より効率良く行なうことが可能である。 |
技術概要
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本技術は、tRNAを用いることで終結因子との競合する場合でも非天然アミノ酸を効率良く導入することができるようにしたものである。すなわち、本技術は、以下のとおりである。[1]トリプトファン用tRNA変異体であって、アンチコドンとしてCUAを有し終止コドンに対合するtRNA変異体。[2]5’末端がGであり、5’末端のGに対合する塩基がCであり、Cの3’側に隣接する塩基がAである[1]の終止コドンに対合するtRNA変異体。[3]5’末端のGに対合するCの位置が5’末端から72番目であり、Cの3’側に隣接するAの位置が5’末端から73番目である[2]の終止コドンに対合するtRNA変異体。[4]原核細胞由来のtRNAである[1]〜[3]のいずれかの終止コドンに対合するtRNA変異体。 |
| 実施実績 |
【無】 |
| 許諾実績 |
【無】 |
| 特許権譲渡 |
【否】
|
| 特許権実施許諾 |
【可】
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