出願番号 |
特願2007-056820 |
出願日 |
2007/3/7 |
出願人 |
独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
特開2008-214302 |
公開日 |
2008/9/18 |
登録番号 |
特許第5000331号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
ケトン化合物を用いた2級アルコール又はジケトン化合物の製法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ケトン化合物の還元反応、アリール基、アルキル基、医薬品、色素などの中間化合物 |
目的 |
合成反応に高価かつ有害な金属水素化物又は金属塩を用いることなく、かつ、従来法のように反応雰囲気が不活性ガス雰囲気下に制限されずに、ケトン化合物を原料として、2級アルコール又はジケトン化合物を合成する新規な還元反応の提供。 |
効果 |
本技術の方法により、合成反応に高価かつ有害な金属水素化物又は金属塩を用いることなく、かつ、従来法のように反応雰囲気が不活性ガス雰囲気下に制限されずに、短時間かつ容易な操作でケトン化合物を原料として、2級アルコール又はジケトン化合物を合成することができる。 |
技術概要
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本技術は、電気伝導性を示すC12A7エレクトライドを還元剤として用いると、空気下においても、水、有機溶媒、又は水−有機混合溶媒中でケトン化合物の還元反応が進行することを見出した。本技術は、ケージ内に、10↑(19)cm↑(−3)以上、2.3×10↑(21)cm↑(−3)以下の電子を含む12CaO・7Al↓2O↓3エレクトライドを還元剤として用い、反応式1の化合物1で示されるケトン化合物を水、有機溶媒、又は水―有機溶媒の混合溶媒中において還元させて反応式1の化合物2で示される2級アルコールを合成することを特徴とする2級アルコールの製法、である。式中、R及びR↑1は、アリール基及びアルキル基から選ばれる官能基であり、R及びR↑1の少なくとも一方は、アリール基を含む。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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