出願番号 |
特願2006-512999 |
出願日 |
2005/5/6 |
出願人 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
WO2005/108443 |
公開日 |
2005/11/17 |
登録番号 |
特許第5184780号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
標的分子の認識場が再構築可能な分子認識ポリマーおよびその製造方法 |
技術分野 |
有機材料、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
分子認識機能、人工レセプター、生体系の機能発現機構 |
目的 |
複数の分子の存在により機能発現(標的分子の特異的な認識)が可能となるよう、標的分子の認識場の再構築が可能な分子認識ポリマー、および分子認識ポリマーの製造方法の提供。 |
効果 |
本技術の分子認識ポリマーは、標的分子と相互作用する分子を脱着または交換することができる分子認識ポリマーである。したがって、標的分子の認識場を再構築することができるという効果を奏する。 |
技術概要 |
この技術では、複数の分子の存在により機能発現(標的分子の特異的な認識)が可能となる人工レセプターを創生するために、標的分子に対する認識場を構築後、一度その機能を破壊させ、さらに再構築が可能なシステムができればよいことを着想し、着想を実現するために鋭意検討した結果、モレキュラーインプリンティング法を用いることにより、標的分子の認識場が再構築可能な分子認識ポリマーを製造することができることを見出した。すなわち、本技術の分子認識ポリマーは、標的分子に対して特異的かつ可逆的に結合する分子と標的分子と相互作用する分子とを有する分子認識ポリマーであって、分子認識ポリマー中に、標的分子に対して相補的な標的分子認識場が形成されており、かつ、標的分子と相互作用する分子を脱着または交換することができる。これにより、標的分子認識場を再構築することが可能な分子認識ポリマーを実現することができる。標的分子と相互作用する分子は、標的分子と相互作用して情報を発信する機能を有していることが好ましい。これにより、分子認識ポリマーと標的分子との結合状態を容易に検出することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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