出願番号 |
特願2006-511183 |
出願日 |
2005/3/15 |
出願人 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
WO2005/090520 |
公開日 |
2005/9/29 |
登録番号 |
特許第4766694号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
液晶表示素子 |
技術分野 |
電気・電子、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
高分子安定化ブルー相液晶 |
目的 |
同一面スイッチング(IPS)方式に対応した液晶表示素子であって、表面配向処理を不要とし、従来の液晶表示素子において動画表示で不十分だった応答速度を著しく向上させることが可能な液晶表示素子の提供。 |
効果 |
本技術によれば、表面配向処理を不要とし、動画表示の応答速度が著しく向上し、黒表示時に光漏れのない(暗視野を与える)液晶表示素子を提供することができる。 |
技術概要 |
この技術は、一対の透明基板に挟持された高分子安定化ブルー相液晶から成る液晶表示素子であって、高分子安定化ブルー相液晶がコレステリック相と等方相の間で青色相を発現し得る低分子液晶と低分子液晶中に形成された高分子ネットワークとから成り、電界を基板に平行に印加する。この電界は一方の基板面に相互に組み込まれた櫛歯型の2つの電極により印加されることが好ましい。実際には、2つの電極の一方を薄膜トランジスタ(TFT)のソース電極とし、他方を共通電極として、TFT動作によって電界をON−OFFすることが実用的な方法となる。即ち、この電界を、一方の基板面内にTFTと共通電極を組み込み、TFTのオン−オフによって、入力信号に応じた電界としてTFT電極と共通電極の間に印加することが好ましい。更に、高分子安定化ブルー相液晶がカライルドーパントを含み、高分子安定化ブルー相液晶に対するカライルドーパントの量が、高分子安定化ブルー相液晶の回折波長が可視領域(380〜750nm)外であるように調整されることが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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