出願番号 |
特願2006-023638 |
出願日 |
2006/1/31 |
出願人 |
独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
特開2007-202443 |
公開日 |
2007/8/16 |
登録番号 |
特許第4777785号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
ケモカインレセプターCCR5のN末端領域に対する抗体酵素 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
ヒト由来ケモカインレセプターCCR5、エイズウイルス(HIV)のコレセプター、抗HIV薬剤 |
目的 |
ケモカインレセプターCCR5のN末端領域を標的とし、ケモカインレセプターCCR5の機能を消失させることができ、エイズウイルスの感染の予防やエイズの治療に利用できる抗体酵素の提供。 |
効果 |
本技術によれば、HIV感染において重要な役割を果すケモカインレセプターCCR5のN末端領域と特異的に結合し、ケモカインレセプターを分解することが可能であるため、HIV感染の予防や、エイズの治療に使用される抗HIV薬剤として有効に利用することができる。 |
技術概要 |
この技術では、ケモカインレセプターCCR5のN末端領域を免疫原として用いて取得されるモノクローナル抗体から、ケモカインレセプターCCR5のN末端領域と特異的に結合し、ケモカインレセプターCCR5を分解し得る抗体酵素を見出した。すなわち、抗体酵素は、ヒト由来ケモカインレセプターCCR5のN末端領域に対する抗体または抗体断片であり、ケモカインレセプターCCR5のN末端領域と特異的に結合し、かつ、ケモカインレセプターCCR5を分解する活性を有する。ここで、「抗体断片」とは、ケモカインレセプターCCR5のN末端領域のペプチドを抗原とする抗体を構成する各ペプチド鎖、さらにはこの各ペプチド鎖内の一部の領域のペプチド断片を意味する。また「抗体酵素」とは、目的の抗原に対して特異的に抗原抗体反応し、かつ酵素活性を有する免疫グロブリンである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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