果実又は野菜の養液栽培方法

開放特許情報番号
L2011004335
開放特許情報登録日
2011/9/2
最新更新日
2014/11/20

基本情報

出願番号 特願2009-296601
出願日 2009/12/28
出願人 国立大学法人島根大学
公開番号 特開2011-135797
公開日 2011/7/14
登録番号 特許第5622260号
特許権者 国立大学法人島根大学
発明の名称 果実又は野菜の養液栽培方法
技術分野 食品・バイオ
機能 食品・飲料の製造
適用製品 腎臓、不整脈、心不全、人工透析
目的 カリウムを含有した培養液によって果実又は野菜を養液栽培する果実又は野菜の養液栽培方法において、品質に与える影響を少なくして、果実又は野菜のカリウム含有率を低下させる果実又は野菜の養液栽培方法の提供。
効果 本技術によれば、生殖成長期よりも前の時期にはカリウムが標準濃度で含有された標準培養液を用いるとともに、生殖成長期以降には培養液中におけるカリウムを欠除させること無く標準濃度よりもカリウム濃度を低下させたカリウム低下培養液を用いることにより、生育に与える影響を少なくした状態で、生産される果実又は野菜のカリウム含有率を低下させることが可能になる。
技術概要
この技術では、湿度及び温度を調整可能であって十分な光量の光を照射可能な条件下において、土壌を用いずに、培養液中でカリウム濃度を時期によって調整しながら、野菜や果実等の水耕栽培を行う。即ち、所定の組成を有するベース培養液から、果実又は野菜の種類に応じて所定成分の濃度を適宜調整したものを標準培養液として用いる。なお、ベース培養液としては、例えば、培養液1000L中に、硝酸カルシウムが950gの割合で含まれ、硝酸カリウムが810gの割合で含まれ、硫酸マグネシウムが500gの割合で含まれ、第一リン酸アンモニウムが155gの割合で含まれ、ホウ素が3gの割合で含まれ、硫酸亜鉛が0.22gの割合で含まれ、硫酸マンガンが2gの割合で含まれ、硫酸銅が0.05gの割合で含まれ、モリブデン酸ナトリウムが0.02gの割合で含まれ、キレート鉄が25gの割合で含まれた水溶液を用いる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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