光造形法によって作製され細胞適合化処理を施された3次元物体

開放特許情報番号
L2011004263
開放特許情報登録日
2011/8/26
最新更新日
2015/11/5

基本情報

出願番号 特願2008-279411
出願日 2008/10/30
出願人 独立行政法人科学技術振興機構
公開番号 特開2010-104285
公開日 2010/5/13
登録番号 特許第5114362号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 光造形法によって作製され細胞適合化処理を施された3次元物体
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 光造形法によって作製され細胞適合化処理を施された3次元物体、光造形法を用いて作製した3次元物体の生体適合性、マイクロ化学デバイスの細胞応用
目的 従来、光造形法を用いて作製した3次元物体の生体適合性に関しての無毒化は、材料の無毒化を行うことではなく無毒性の材料を作製することに主眼が置かれてきた。そこで、光造形法にて作製された3次元物体を後処理で無毒化し、細胞適合性を付与された3次元構造物を得る方法を提供する。
効果 この光造形によって作製された3次元物体は市販されている細胞培養皿と同等の水準の細胞適合性を持つことが確認された。光造形法で作製された3次元物体を細胞適合性が求められる製品への応用可能性が拓かれる。また、この技術によれば、これまで不可能であったマイクロ光造形法を用いたテーラーメイド体内埋込デバイスの設計や、3次元配置された細胞デバイス、化学ICチップなどのマイクロ化学デバイスの細胞応用が可能になる。
技術概要
この光造形法により作製された3次元物体は、この物体が少なくとも生体外において単離培養された細胞が物体表面で接触培養可能な細胞適合性に関して、ポストキュア処理により無毒化されている。その方法は、光造形法で成形した3次元物体を、1時間UVランプに照射し硬化を促進させた後、その3次元物体を少なくとも175℃にて少なくとも6時間加熱処理する、ポストキュア処理を行う。この際加熱処理温度が採用材料の熱軟化温度の指標であるガラス転移温度を上回る温度であっても問題ない。この方法は、光造形法で成形された微細構造を持つ3次元物体を対象としているが、微小な構造体であれば寸法則により熱処理した際に問題となる自重による変形が減少され、その結果得られる3次元物体の寸法は熱処理の前後でほとんど変化しない。図は、光造形物を40時間漬した水の吸光度を示している。ポストキュアをしていない光造形物を漬した水には249nmと200nm近傍をピークとする吸収スペクトルがみられ、これは光造形物から溶出があり、その物質の吸光度が測定されていると考えられるが、ポストキュア処理を行なった光造形物からはそのような吸光度をもった物質は水に溶出していない。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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