出願番号 |
特願2008-106225 |
出願日 |
2008/4/15 |
出願人 |
独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
特開2008-306168 |
公開日 |
2008/12/18 |
登録番号 |
特許第4583470号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
芳香族アミン化合物を用いた有機電界発光素子 |
技術分野 |
有機材料、電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
芳香族アミン化合物を用いた有機電界発光素子、素子動作電圧の低い有機電界発光素子 |
目的 |
従来の素子は、何れも、正孔輸送材料における各種の点について改良の余地があり、さらなる性能の向上、特に、素子動作電圧の低電圧化が求められている。そこで、素子の効率が高く、素子動作電圧が低い有機電界発光素子を提供する。 |
効果 |
この有機電界発光素子は、特定の芳香族アミン化合物からなる正孔輸送層を有しているので、素子の効率が高く、素子動作電圧が低い。さらに、薄膜構造の安定性が向上するため、長期にわたり、安定で高い発光特性を得ることができる。したがって、この有機電界発光素子は、フラットパネル・ディスプレイや、面発光体としての特徴を生かした光源、表示板、標識灯などへの応用が期待できる。 |
技術概要
![](/pldb/img/2011/004/L2011004230/sL201100423001.jpg) |
基板上に、陽極、陰極およびこの両極間に存在する発光層を有する有機電界発光素子において、式(Ia)または(Ib)(式中、R↑1〜R↑8の少なくとも1つはジアリールアミノ基またはN−カルバゾリル基を示し、それ以外のR↑1〜R↑8、R↑9およびR↑1↑0は、水素原子または置換基を示し、R↑1とR↑2、R↑3とR↑4、R↑5とR↑6、R↑7とR↑8は、互いに結合してベンゼン環の隣接する2つの炭素原子と共に環を形成していてもよい。)で表わされる芳香族アミン化合物を含有する層が設けてなる有機電界発光素子が提供される。具体例として、3,7−N,N−ジ(4−メチルフェニル)アニリノ−2,6−ジフェニルベンゾ[1,2−b:4,5−b’]ジフランについて、合成経路を図示する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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