フラーレン高分子複合体とその製造方法

開放特許情報番号
L2011003986
開放特許情報登録日
2011/8/19
最新更新日
2015/10/2

基本情報

出願番号 特願2006-238368
出願日 2006/9/1
出願人 独立行政法人科学技術振興機構
公開番号 特開2008-056864
公開日 2008/3/13
登録番号 特許第4489741号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 フラーレン高分子複合体とその製造方法
技術分野 有機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 フラーレン含有高分子複合体、合成高分子とフラーレンとの複合体、フラーレン高分子複合体を用いた光電変換素子・レジスト材料・量子ドット素子
目的 フラーレン含有高分子複合体はナノテクノロジーの中心材料として注目されている。一般にフラーレンと高分子を混合するだけでは、相分離してしまい、高濃度で配合することは困難であり、フラーレンの優れた電気、光、磁気特性を高度に活用することができない。化学結合などでフラーレンを高分子中に固定化する方法もあるが、繁雑な化学反応が必要で、コストが高くなる。そこで、化学修飾すること無しに、相分離することなく、合成高分子中にフラーレンを均一に多量に分散させた複合体、及びその製造方法を提供する。
効果 このフラーレン含有高分子複合体は、安定に、かつ大量に、しかも一次元的な配列でフラーレンを合成高分子中に分散・含有させてなり、高分子材料として任意の形状に成形可能であるから、光電変換素子、レジスト材料、量子ドット素子等の工業製品として用いることができる。かつ、簡便かつ安価に製造することができ、フラーレンを用いる各種の分子素子を簡便で、かつ安価で、しかも大量に容易に製造することができる。
技術概要
このフラーレン含有高分子複合体は、シンジオタクチックポリメタクリレート系ポリマー又はシンジオタクチックポリアクリレート系ポリマーのらせん構造の内部にフラーレンを包接させてなる、フラーレン含有量が5重量%以上の複合体である。フラーレンが、らせん構造を有する合成高分子化合物のらせん構造の中に包接されることにより、この合成高分子化合物の中に大量のフラーレンを安定に分散させることができる。このフラーレン含有高分子複合体は、それぞれの単体とは異なる融点、あるいはそれぞれの単体とは異なる結晶構造を持つ。このフラーレン含有高分子複合体は、シンジオタクチックポリメタクリレート系ポリマー又はシンジオタクチックポリアクリレート系ポリマーと、フラーレンとを、共通溶媒に溶解させた後、溶媒を除去することによって製造される。図は、C60フラーレンのトルエン溶液(a)、トルエン中で製造したst−PMMA−C60フラーレンゲルの遠心分離前(b)、及び遠心分離後(c)の状態を示した図面に代わる写真、及びトルエンから製造したst−PMMA−C60フラーレン複合体フィルムのDSC測定結果である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

登録者情報

登録者名称 国立研究開発法人科学技術振興機構

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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