光応答性を有する遷移金属錯体

開放特許情報番号
L2011003943
開放特許情報登録日
2011/8/19
最新更新日
2015/11/3

基本情報

出願番号 特願2006-041931
出願日 2006/2/20
出願人 独立行政法人科学技術振興機構
公開番号 特開2007-217381
公開日 2007/8/30
登録番号 特許第4878170号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 光応答性を有する遷移金属錯体
技術分野 有機材料、情報・通信
機能 材料・素材の製造
適用製品 光応答性を有する遷移金属錯体、遷移金属錯体を用いた光応答システム、光応答性遷移金属錯体を含む光応答剤、光応答性分子、イオン脱着に基づいた光応答システム、分子サイズの情報記録媒体、分子メモリー
目的 光応答性分子は光刺激に応答性を示す機能分子で、近年、分子サイズの情報記録媒体(分子メモリー)として、ナノテクノロジー分野でも脚光を浴びている。そこで、光応答性分子として有用な遷移金属錯体、更にこの遷移金属錯体を用いた光応答システムを提供する。
効果 光応答性を有する新規な錯体が提供される。この錯体は溶液状態では黄色を呈するが、光存在下でマグネシウムイオン及び(THF)↓4からなる2価陽イオン部分と2価陰イオンである四臭化鉄ユニットとを含むイオン性物質に変化して無色透明の溶液を与える。この光応答システムはイオン脱着に基づいた新規な光応答システムとして多方面に応用できる。
技術概要
光応答性分子として有用な式(I)(式中、(THF)↓4は4個の同一又は異なる置換又は無置換のテトラヒドロフラン配位子、好ましくは、無置換テトラヒドロフラン配位子を示し、Xは遷移金属、好ましくは鉄を示す)で表される錯体、この錯体を含む光応答剤が提供される。この光応答剤は、好ましくは溶液状態で使用することができる。更に、光応答システムであって、光存在下で式(I)で表される錯体から式(II)で表されるイオン性物質が生成し、光非存在下では式(II)で表されるイオン性物質から式(I)で表される錯体が生成する可逆工程を含むシステムが提供される。この錯体は、FeCl↓2 をテトラヒドロフラン中に分散させた溶液に、メチルマグネシウムブロマイドを-78℃で滴下し、室温で12時間撹拌、得られた濃茶色溶液を濃縮、ヘキサンで洗浄、得られた生成物をテトラヒドロフランに溶解し、セライトろ過、再結晶化によって副生物である塩を除去、濃縮後、塩化メチレンを用いて再結晶化することにより、目的錯体のプリズム結晶を得る。得た錯体の構造を単結晶X線構造解析により明らかにした(図参照)。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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