出願番号 |
特願2005-297874 |
出願日 |
2005/10/12 |
出願人 |
国立大学法人 長崎大学 |
公開番号 |
特開2007-104938 |
公開日 |
2007/4/26 |
登録番号 |
特許第5256449号 |
特許権者 |
国立大学法人 長崎大学 |
発明の名称 |
魚介類養殖用餌とその製造方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造 |
適用製品 |
アワビ、ウニ、ナマコ、サザエ、水産動物、魚介類養殖用餌料 |
目的 |
アワビ、ウニ、サザエ等の例えば稚貝、稚魚等のいわゆる種苗を育成する養殖用餌料として用いて、これらを良好に安定して成長させることができる魚介類養殖用餌料とその製造方法の提供。 |
効果 |
この技術による生分解性ハイブリッドゲル粒子による魚介類養殖用餌料は、その芯材の魚肉ゲルが、魚介類、例えばアワビの種苗の餌となるものであり、この魚肉ゲルは、魚介類の種苗の成長を促進することができる。 |
技術概要
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この技術では、魚介類養殖餌料は、魚肉を主成分とする魚肉ゲルによる芯材ゲルと、芯材ゲルの表面に形成された生分解性高分子ゲルによる壁材ゲルとによって構成された生分解性ハイブリッドゲル粒子より成るものとする。魚肉ゲルによる芯材ゲルに栄養剤ないしは薬剤が添加されて成ることが好ましい。壁材ゲルが、生分解性ポリウレタンより成ることが好ましい。さらに、生分解性ハイブリッドゲル粒子を多数個、人工海藻餌料に保持させて成ることが好ましい。また、魚介類養殖用餌料の製造方法は、魚肉に1%〜8%(重量)好ましくは1%〜4%(重量)の食塩を添加し、擂潰して調製したゾルを加熱処理および冷却して魚肉ゲルを得る工程と、魚肉ゲルを主成分とする魚肉ゲルを粒子化する粒子化工程と、粒子化によって得た魚肉ゲル粒子に生分解性高分子ゲルを被着させる工程とを経て魚肉ゲル粒子による芯材ゲル表面に生分解性高分子ゲルによる壁材ゲルが形成され生分解性ハイブリッドゲル粒子より成る魚介類養殖用餌料を得るものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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