出願番号 |
特願2005-214648 |
出願日 |
2005/7/25 |
出願人 |
国立大学法人 長崎大学 |
公開番号 |
特開2007-033145 |
公開日 |
2007/2/8 |
登録番号 |
特許第4691656号 |
特許権者 |
国立大学法人 長崎大学 |
発明の名称 |
構造物内の物体探査方法、コンピュータ・プログラム及び記録媒体 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
コンクリート構造物、物体探査方法 |
目的 |
コンクリート構造物等の構造物中の電磁波の伝播速度を精度良く推定できる電磁波伝播速度推定方法で得られた伝播速度を用いて構造物内の物体位置を精度よく探査できる物体探査方法の提供。 |
効果 |
時間フィルタ法を取り入れた合成開口処理により未知の物体探査を行うようにしているので、複数の物体、特に深い位置、あるいは他の物体の陰に位置する物体の探査を精度よく探査することができる。 |
技術概要
|
この技術では、電界波形に混在する電磁波の構造物の一主面で反射した表面反射波及び送信器から受信器への直達波を除去し、時間フィルタを用いて所要時間幅内の電界波形を増幅し、増幅後に構造物中の推定の電磁波伝播速度で全域の電界波形に対する合成開口処理を行い、所要時間幅を時間軸に沿って移動して同様の増幅と合成開口処理を行い、複数の合成開口処理画像を得る。推定の電磁波伝播速度は、各測定位置での2次元の電界波形となる観測波形から、各測定位置で電磁波パルスを受信するまでの伝播時間の観測値を求め、各測定位置に関する、伝播時間と、伝播時間の観測値との差分を出力誤差とし、最小2乗線形テーラー法を用い、予め設定した各測定位置での伝播時間の推定値と観測値との差分による推定誤差と、出力誤差の関係を求め、推定誤差と出力誤差の関係式を用いて出力誤差の2乗和が最小となる伝播速度と物体の位置の値から、電磁波の伝播速度と物体の位置を同時に推定する電磁波伝播速度推定法により得られた電磁波伝播速度を用いる。そして、複数の合成開口処理画像から未知の物体位置を探査する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|