セルロースナノファイバーの製造方法
- 開放特許情報番号
- L2011003414
- 開放特許情報登録日
- 2011/7/22
- 最新更新日
- 2023/1/24
基本情報
出願番号 | 特願2009-061404 |
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出願日 | 2009/3/13 |
出願人 | 国立大学法人京都大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2010/9/30 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人京都大学 |
発明の名称 | セルロースナノファイバーの製造方法 |
技術分野 | 有機材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 持続型植物資源から得られる高性能ナノファイバー |
目的 | セルロースナノファイバーの新規な製造方法の提供。 |
効果 | 特定量のリグニンを有する(又はリグニンを全く含まない)植物由来の繊維集合体を液体物質中で攪拌することにより、繊維幅の均一性が高いセルロースナノファイバーを効率的に得ることができる。また、グラインダー処理のように植物由来の繊維集合体に大きな外力を加えないので、得られるセルロースナノファイバーの損傷が非常に少ない。また、TEMPO酸化処理のように、セルロースナノファイバーを化学変性させることは必須ではないので、無変性のセルロースナノファイバーを得ることができる。 |
技術概要 |
本技術は、リグニンを全く含まない又は特定量のリグニンを含む植物由来の繊維集合体を、液体物質中で撹拌することにより、驚くべきことに、10〜50nmという植物細胞壁中における基本エレメントまで解繊された、均一かつ損傷の少ないセルロースナノファイバーが効率的に得られることを見出した。本技術は、この様な知見に基づき、さらに鋭意検討して完成されたものである。すなわち、本技術は下記に示すセルロースナノファイバーの製造方法を提供する。リグニン含有量が0〜5重量%である植物由来の繊維集合体と液体物質との混合物を攪拌するセルロースナノファイバーの製造方法。セルロースナノファイバーの幅が10〜50nmである製造方法。攪拌装置の攪拌速度を1000〜50000rpmにして攪拌する製造方法。混合物中の植物由来の繊維集合体の濃度が0.1〜20重量%である製造方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。 https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/ |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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