出願番号 |
特願2011-525742 |
出願日 |
2010/5/10 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2011/016166 |
公開日 |
2011/2/10 |
登録番号 |
特許第5610402号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
リビングラジカル重合触媒および重合方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
高活性触媒、酸化還元能力を有する有機化合物をリビングラジカル重合の触媒、ラジカル開始剤を用いないリビングラジカル重合 |
目的 |
リビングラジカル重合のための高い活性を有する触媒およびこの触媒を用いた重合法の提供。 |
効果 |
この触媒は、リビングラジカル重合を行う際に、ラジカル開始剤を使用する必要がないという顕著な利点を有する。また、この触媒は、低毒性であるという利点を有する。この触媒は、反応液に高溶解性であるという利点を有し、そのため、配位子を添加して錯体とする必要もない。この触媒は、高い活性を有するため、重合反応に高温(例えば、110℃以上)を必要とすることもなく、そして触媒の使用量を低減することができる。 |
技術概要
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本技術は、リビングラジカル重合法のための触媒であって、この触媒は、酸化還元能力を有する有機化合物であって、この有機化合物の還元状態と酸化状態との間の可逆的酸化還元反応により、リビングラジカル重合の触媒反応を行う、触媒である。上記の触媒であって、可逆的酸化還元反応の際に酸化または還元される中心元素が、窒素、炭素、リン、硫黄、または酸素から選択され、酸化状態において中心元素が正の電荷を有する、触媒である。また、上記の触媒であって、中心元素が窒素である、触媒である。また、上記の触媒であって、窒素に3つの置換基が結合している、触媒である。そして、還元状態の有機化合物において、可逆的酸化還元反応において酸化または還元される中心元素にハロゲン原子または水素原子のいずれも結合していない、触媒である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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