| 出願番号 | 特願2007-508237 | 
	
	| 出願日 | 2006/3/17 | 
	
	| 出願人 | 国立大学法人 熊本大学 | 
	
	| 公開番号 | WO2006/098453 | 
	
	| 公開日 | 2006/9/21 | 
	
	| 登録番号 | 特許第5055553号 | 
	
	| 特許権者 | 国立大学法人 熊本大学 | 
	
	| 発明の名称 | 食品の処理方法およびこの方法により得られた食品 | 
	
	| 技術分野 | 生活・文化 | 
	
	| 機能 | 食品・飲料の製造 | 
	
	| 適用製品 | 食感、細片化、塩の浸透圧、抹茶、液体成分 | 
	
	| 目的 | 従来の食品の処理方法では、食品を切断、圧搾または磨り潰すために大きな機械的負荷(動力)を要するため、その食品を簡単に軟化または粉体化させることが困難であるという問題があること、しかも、食品を加熱または磨り潰すと、その加熱時の熱または磨り潰し時に生じる摩擦熱に起因して食品中の栄養成分が熱分解等することにより損なわれると共に、食品を軟化または粉体化させるために時間がかかりすぎるという問題もあることの改善。 | 
	
	| 効果 | 食品に、1MPa以上500MPa以下の圧力を伴う衝撃波が与えられることにより、その食品が軟化する。これにより、大きな機械的負荷を利用せずに軟化させることが可能であるため、処理の容易化、時間の短縮化につながる。また、加熱を伴わないため、熱に起因して栄養成分が損なわれることがない。 | 
	
	| 技術概要 
  | この技術では、食品の処理方法は、果物、野菜を含む食品に1MPa以上500MPa以下の圧力を伴う衝撃波を与えることにより、その食品を軟化させるようにしたものである。食品は、衝撃波発生源から衝撃波が与えられる対象物である。この食品は、果物または野菜を含むものであり、より具体的には食感の面から一般に硬いと感じられるものである。この「硬い」とは、例えばサトウキビやリンゴなどに代表される食品の硬さ、すなわち日常において生じる程度の外力を加えても変形しにくい(一定の外形を維持し得る)性質を意味しており、例えば豆腐や寒天などに代表される食物の軟らかさ、すなわち日常において生じる程度の外力を加えると変形しやすい(一定の外形を維持し得ない)性質に対する対極の意味である。この食品としては、例えば、リンゴ、パイナップル、柿などに代表される果物や、大根、大根の葉、冬瓜、キュウリなどに代表される野菜や、サツマイモ、ジャガイモ、サトウキビ、ショウガ、ニンニク、茶葉、香辛料、豆(一連の豆類を含む)または乾燥キノコなどに代表される穀物および農作物などが挙げられる。 | 
	
	| 実施実績 | 【無】 | 
	
	| 許諾実績 | 【無】 | 
	
	| 特許権譲渡 | 【否】 | 
	
	| 特許権実施許諾 | 【可】 |