遺伝子導入剤

開放特許情報番号
L2011003374
開放特許情報登録日
2011/7/22
最新更新日
2012/11/27

基本情報

出願番号 特願2007-505934
出願日 2006/2/28
出願人 国立大学法人 熊本大学
公開番号 WO2006/093108
公開日 2006/9/8
登録番号 特許第5092123号
特許権者 国立大学法人 熊本大学
発明の名称 遺伝子導入剤
技術分野 有機材料、生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 疾病の原因、遺伝子レベル、遺伝子に欠陥のある細胞に外部から遺伝子を導入することによって疾病を治療しようとする遺伝子治療、遺伝子導入効率
目的 ウイルスベクターは、ベクターの中から増殖能力があるウイルスを完全に除外できる保証が得られないこと、さらに導入遺伝子を含むウイルスのゲノムが染色体に組み込まれる際に他の遺伝子を不活性化したり活性化したりする可能性を有するといった欠点が指摘されていることに鑑み、血清の存在下においても高い効率で遺伝子導入を行うことができる遺伝子導入剤の提供。
効果 シクロデキストリンとジェネレーションが3であるデンドリマー(G3)との結合体であって糖で修飾されている結合体を用いることにより、血清の存在下においても細胞内に遺伝子を効率よく導入することができる。この遺伝子導入剤は、生命科学分野において広く利用することができる。
技術概要
この技術では、シクロデキストリンとジェネレーション3のデンドリマー(G3)との結合体であって、さらに糖で修飾されている結合体とする。好ましくは、シクロデキストリンは、α−シクロデキストリンである。好ましくは、糖はマンノース又はガラクトースである。好ましくは、遺伝子導入方法では、血清の存在下で細胞に遺伝子を導入する。遺伝子の導入方法は、導入すべき遺伝子と結合体とを細胞とともにインキュベーションすることによって行うことができる。導入すべき遺伝子には制限はない。例えば、遺伝子治療に有用な遺伝子や、植物及び動物の品種改良に有用な遺伝子等を挙げることができる。遺伝子導入の条件は、例えば、遺伝子を導入すべき細胞を含有する培地0.5ml(細胞量約2×10↑5個)に、導入すべき遺伝子を含有する溶液と結合体を含有する溶液とを添加する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 国立大学法人熊本大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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