信号抽出回路

開放特許情報番号
L2011003367
開放特許情報登録日
2011/7/22
最新更新日
2011/7/22

基本情報

出願番号 特願2004-073963
出願日 2004/3/16
出願人 国立大学法人 熊本大学
公開番号 特開2005-268854
公開日 2005/9/29
登録番号 特許第3843325号
特許権者 国立大学法人 熊本大学
発明の名称 信号抽出回路
技術分野 電気・電子、生活・文化
機能 機械・部品の製造
適用製品 生体用心拍センサ、衝撃パルス信号センサ、光パルス信号センサ、音響エコーパルス信号センサ
目的 従来の電圧コンパレータ回路では、回路を集積化するとデバイスの製造偏差、温度変化、経年変化又は入力信号のオフセットのために、信号を比較弁別するための動作点が設計値からずれ、正常な動作ができなくなるおそれがあることに鑑み、信号抽出回路が集積されるデバイスの製造偏差、温度変化、経年変化又は入力信号のオフセットに起因する信号抽出装置の動作の不都合を軽減することができる信号抽出回路の提供。
効果 電圧コンパレータ回路の強い非線形特性を利用して、低レベルの雑音を振幅圧縮操作によってレベル抑圧するとともに、スパイクパルス信号が振幅伸張操作によりレベル拡大して、高レベルのスパイクパルス信号のみを抽出する処理を実現する。
技術概要
この技術は、信号抽出回路は、複数のインバータを有する電圧コンパレータ回路と、電圧コンパレータ回路の動作点電圧を設定する動作点設定回路と、動作点電圧と、センサによって検出された信号との和又は差を取る加算又は減算回路と、センサによって検出された信号から直流又は低周波オフセット電圧成分を抽出し、直流又は低周波オフセット電圧成分を、直流又は低周波オフセット電圧成分を除去する向きで加算又は減算回路からの出力に加算し、直流又は低周波オフセット電圧成分と加算又は減算回路からの出力との加算結果を、電圧コンパレータ回路に出力するオフセット除去回路とを具えるとする。この信号波形抽出回路は、例えば、生体埋め込み用超小型スマートチップ内にセンサと一緒に実装でき、マイクロ圧力センサからの心拍パルス信号又は心電パルス信号のみを抽出し、動作点電圧発生回路と、増幅器と、減算回路と、オフセット除去回路と、3段逆相コンパレータとを具えることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 国立大学法人熊本大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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