出願番号 |
特願2011-096826 |
出願日 |
2011/4/25 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2012-228292 |
公開日 |
2012/11/22 |
登録番号 |
特許第5578681号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
標準フリッカー値の計算式の決定方法、標準フリッカー値の計算方法及びプログラム、並びにフリッカー値測定装置 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
検査・検出、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
測定されたフリッカー値を疲労度の評価に利用する場合の基準となる標準値の計算式の決定方法、標準フリッカー値の計算方法及びプログラム、並びにフリッカー値測定装置 |
目的 |
十分に休息を取った状況での標準値に代わる標準値(標準フリッカー値)の計算式の決定方法、標準フリッカー値の計算方法及びプログラム、並びにフリッカー値測定装置を提供する。 |
効果 |
十分に休息を取った状況での標準フリッカー値が得られない場合であっても、被験者毎に適切な標準フリッカー値を決定することができる計算式を得ることができる。決定された基準フリッカー値を、測定されたフリッカー値から被験者の疲労度を評価するための基準として用いることで、被験者の疲労度を適切に評価することができる。
また、従来の測定よりも、1回の測定時間を短縮することができる。したがって、複数回測定を繰返す場合の全測定時間を短縮することができる。 |
技術概要
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標準フリッカー値の計算式の決定方法は、複数の被験者に関して測定したちらつき知覚閾値の周波数と自覚的疲労指標値との回帰直線の傾きを求めるステップ302と、各被験者に関する最初の測定によって得られた周波数を基準とするパーセンテージ値を求めるステップ308と、パーセンテージ値及び自覚的疲労指標値の回帰直線とパーセンテージ値100%の直線との交点を求めるステップ310と、周波数の標準フリッカー値をf↓0、測定された周波数をf↓m、測定時の被験者のVAS値を↓vm、傾きをα、交点の自覚的疲労指標値をv↓100として、算出式をf↓0=f↓m−α×(v↓m−v↓100)と決定するステップ312とを含む。これにより、被験者毎に適切な標準フリッカー値を決定することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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