生体分子の大型結晶育成のための方法および装置

開放特許情報番号
L2011002989
開放特許情報登録日
2011/7/1
最新更新日
2017/3/22

基本情報

出願番号 特願2009-157615
出願日 2009/7/2
出願人 独立行政法人日本原子力研究開発機構
公開番号 特開2011-011947
公開日 2011/1/20
登録番号 特許第5234654号
特許権者 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
発明の名称 生体分子の大型結晶育成のための方法および装置
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品、有機材料
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策、検査・検出
適用製品 生体分子の大型結晶育成方法、蒸気拡散法による生体分子の結晶育成、生体分子結晶育成装置、立体構造情報に基づく薬剤設計
目的 立体構造情報に基づく薬剤設計において、生体分子のより大きな結晶を得ることが、精度を向上する上で、あるいは試料の効率を高める上で重要であるが、従来技術である蒸気拡散法による生体分子の結晶化・結晶育成では、体積1 mm↑3以上のような大きな結晶を得るためには、いろんな困難を伴っている。そこで、タンパク質、核酸などの生体分子の結晶を、効率的に育成させるための装置およびその方法を提供する。
効果 この方法によると、結晶成長に必要な生体分子を結晶化溶液へ逐次添加することにより、効率的に体積1 mm↑3以上の大型結晶の育成を可能にする。また、結晶成長の速度や結晶外形の変化などに合わせて生体分子試料の供給量を調節することで、急激な生体分子の濃度上昇・条件変化を防止し、結晶性の悪化や微結晶の発生を抑制することができる。また、結晶への直接の接触を避けることで、人為的な結晶の破損を回避することができる。
技術概要
このタンパク質または核酸といった生体分子の結晶育成方法は、生体分子を蒸気拡散法によって結晶育成させる方法であって、(a)結晶化溶液中で生体分子の結晶化を行い、(b)結晶化溶液中の生体分子の結晶の成長が遅くなるかまたは停止した後に、添加溶液を結晶化溶液中に供給して、結晶化溶液中の生体分子濃度を上昇させかつ沈殿剤濃度を低下させ、そして(c)結晶化溶液中での生体分子の結晶化をさらに進行させて、結晶育成を継続させることからなる。また、この生体分子の結晶育成装置は、生体分子を蒸気拡散法によって結晶化部において結晶育成させる装置であって、結晶化溶液を含む結晶化部と沈殿剤溶液(リザーバ溶液)を含むウェル容器とを密閉状態で収容する容器と、生体分子を含む添加溶液を結晶化部へ補充するための供給機構と、を備えている。図は、生体分子の結晶育成装置の態様(A)および好ましい一実施態様(B)を示す模式図、および、より具体的な結晶化・結晶育成の機構を示す結晶化相図の例(A)とこの結晶育成方法の原理を示す結晶化相図(B)を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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