電解リン酸塩化成処理方法

開放特許情報番号
L2011002973
開放特許情報登録日
2011/7/1
最新更新日
2011/7/1

基本情報

出願番号 特願2005-131600
出願日 2005/4/28
出願人 株式会社デンソー
公開番号 特開2006-307289
公開日 2006/11/9
登録番号 特許第4419905号
特許権者 株式会社デンソー
発明の名称 電解リン酸塩化成処理方法
技術分野 金属材料、無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造、表面処理、機械・部品の製造
適用製品 リン酸塩化成皮膜、電解リン酸塩化成処理方法、冷鍛下地処理、リン酸塩化成処理装置の専用機化・小型化
目的 現在、リン酸塩化成処理の主流は無電解処理技術であるが、更に効率的なリン酸塩化成処理を行なうため、種々検討されている。電解リン酸塩化成処理は、電解エネルギーを外部直流電源と直接被処理物を接続し供給するため、電解反応の効率は無電解処理に比べ良好である。このため、処理時間(電解時間)は、従来の無電解方式に比較し短縮できる。リン酸塩化成処理に要する時間は、冷鍛下地用は塗装下地用に比べ厚い皮膜を必要とするため処理時間も長くなる。そこで、冷鍛下地用に適した皮膜を短時間で形成しうる電解リン酸塩化成処理方法を提供する。
効果 この方法によれば、被処理物である部品のリン酸塩化成処理時間を短縮し、かつ生成する皮膜の性能を向上させうる。処理時間の短縮は化成処理装置の専用機化・小型化を可能とし、設備の小面積化・インライン(トランスファーライン)化を可能とする。また、得られる均一なリン酸亜鉛結晶は、特に冷鍛加工性に有効である。
技術概要
この電解リン酸塩化成処理方法は、リン酸溶液に亜鉛を溶解させたリン酸溶液(H↓2PO↓4↑-+Zn↑2↑+)を用いて調製され、リン酸(H↓3PO↓4)およびリン酸イオン、亜鉛イオン、硝酸イオンを含み、ニッケル、コバルト、銅、クロム、マンガンおよび鉄から選ばれる1種以上の金属イオンを0〜2g/l含んでおり、上記金属イオン以外の金属イオンが0.5g/l以下、かつpH が1.5〜2.0である処理浴に、金属を陽極とし、かつ被処理物を陰極として、電圧を印加して電解処理することにより被処理物表面にリン酸塩化成皮膜を形成することからなる。ORP(酸化還元電位)を90〜450mV(銀/塩化銀電極電位)に維持した処理浴を用いて電解処理することが好ましい。従来の無電解方式では、処理に要する時間が、塗装下地処理用では120秒、冷鍛下地処理用では5〜10分であった。この方法によると、冷鍛下地用に適した皮膜を60秒以下で形成しうる。図は、基本的なリン酸塩化成処理システムの模式図を示す。
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 株式会社デンソー

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】   
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