電解リン酸塩化成処理浴から有効成分を回収する方法

開放特許情報番号
L2011002971
開放特許情報登録日
2011/7/1
最新更新日
2011/7/1

基本情報

出願番号 特願2002-212982
出願日 2002/7/22
出願人 株式会社デンソー
公開番号 特開2004-052058
公開日 2004/2/19
登録番号 特許第3937957号
特許権者 株式会社デンソー
発明の名称 電解リン酸塩化成処理浴から有効成分を回収する方法
技術分野 金属材料、無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造、表面処理、環境・リサイクル対策
適用製品 リン酸塩化成処理、電解リン酸塩化成処理浴から有効成分の回収方法、リン酸塩化成処理浴から環境への窒素・リン・及びフッ素等の排出防止方法、金属の表面処理、リン酸塩化成被膜
目的 リン酸塩化成処理浴は、反応に伴って、溶液中に溶解した成分イオンは固体及び気体となるため、リン酸塩化成処理浴及びその水洗水を電気透析に適用するには、処理浴中の溶液状態を固体及び気体を含まない状態とし、できれば各種イオンの溶解状態を一定の状態に制御することが望まれる。そこで、リン酸塩化成処理浴につき、電気透析を利用できる環境を作り、それを利用することで、電解リン酸塩化成処理浴の有効成分イオンを回収し、その場で再利用しうる手段を提供する。併せ、リン酸塩化成処理浴から環境への窒素、リン及びフッ素等の排出を防止する。
効果 リン酸塩化成処理浴に関連して、電気透析を利用できる環境を作り、電解リン酸塩化成処理浴の有効成分イオンを廃水処理することなく回収し、その場で再利用でき、あわせて排水中の窒素、リン等の環境影響物質を除去しうる。さらに、アルミニウム材にリン酸塩化成処理を適用する場合は、処理浴はフッ素イオンを含むのが一般的であり、排水処理するためには従来の重金属除去設備およびリン酸・硝酸イオン除去設備に追加して、フッ素イオン除去の排水処理設備も設置する必要があるが、この方法によれば、フッ素イオン除去設備を不要とし得る。
技術概要
この電解リン酸塩化成処理浴の有効成分回収方法は、リン酸塩化成処理浴に導電性を有する金属材料を接触させ、この金属材料被処理物をリン酸塩化成処理浴にて電解処理することで、被処理物表面にリン酸塩化合物を含む皮膜を形成し、ついで化成処理後に被処理物に付着したリン酸塩化成処理液を水溶液に接触して希釈洗浄する際に、(a)リン酸塩化成処理浴として、リン酸イオン及びリン酸と、リン酸塩結晶を形成し皮膜となる金属イオンと、溶液中の陽イオンが還元され金属として皮膜を構成する金属イオンと、溶解したリン酸及び各金属イオンが皮膜形成する反応に関与するイオンである硝酸イオン或はフッ素イオンを含み、且つ皮膜形成に関与しないイオンであるNaイオンを0.5g/L以下としたリン酸塩化成処理浴を用い、(b)化成処理後に被処理物に付着したリン酸塩化成処理液を水溶液に接触させて希釈洗浄した水洗槽の水溶液を電気透析して、水溶液中の有効成分を回収し、化成処理浴に戻す、ことからなる。図は、電気透析装置の1実施態様を示す(電気透析層1,脱塩液循環ポンプ2,濃縮液循環ポンプ3,電極液循環ポンプ4,脱塩液タンク5,濃縮液タンク6,電極液タンク7,濃縮液分取タンク8)。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 株式会社デンソー

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】   
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