出願番号 |
特願2006-230541 |
出願日 |
2006/8/28 |
出願人 |
日本放送協会 |
公開番号 |
特開2008-054193 |
公開日 |
2008/3/6 |
登録番号 |
特許第4740069号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
回り込みキャンセラ |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
回り込みキャンセラ |
目的 |
受信状態が劣悪な場合や同一チャンネル干渉下にある場合においても、安定に動作することが可能な回り込みキャンセラを提供する。 |
効果 |
回り込み波のキャンセル残差の算出において、除算結果が不安定になることがなく、数値的に大きな誤差を生じることもない。したがって、受信状態が劣悪な場合や同一チャンネル干渉下にある場合においても、安定に動作することが可能な回り込みキャンセラを実現することができる。 |
技術概要
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入力するOFDM信号と適応フィルタによって生成する回り込みのレプリカ信号とを逆相で合成することにより、回り込みをキャンセルする回り込みキャンセラは、回り込みキャンセル後の信号を周波数領域のキャリヤシンボルに高速フーリエ変換するFFT手段と、FFT手段が出力するキャリヤシンボルから、伝送路応答を算出する伝送路応答算出手段と、伝送路応答算出手段が出力する伝送路応答から、周波数領域の回り込みキャンセル残差を算出するキャンセル残差算出手段14と、キャンセル残差算出手段が出力する周波数領域の回り込みキャンセル残差のうち、予め設定されたしきい値以上の成分を除去するしきい値処理手段19と、しきい値処理手段19が出力する回り込みキャンセル残差を時間領域の回り込みキャンセル残差に逆高速フーリエ変換するIFFT手段と、IFFT手段が出力する時間領域の回り込みキャンセル残差に予め設定された定数を乗算する乗算手段と、適応フィルタが用いる単位更新時間前のフィルタ係数に、乗算手段が出力する時間領域の回り込みキャンセル残差の更新分を加算し、新たなフィルタ係数として適応フィルタに出力する加算手段とを備える。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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