出願番号 |
特願2006-216085 |
出願日 |
2006/8/8 |
出願人 |
日本放送協会 |
公開番号 |
特開2008-042663 |
公開日 |
2008/2/21 |
登録番号 |
特許第4649381号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
回り込みキャンセラ |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
回り込みキャンセラ、中継装置 |
目的 |
上位局信号の伝搬路に主波との遅延時間差が小さいマルチパス成分が存在する環境において、送受アンテナ間結合による回り込みを除去するとともに、マルチパスによる歪みを等化する回り込みキャンセラ、及びそれを用いて上位局信号を良好かつ安定に中継する中継装置を提供する。 |
効果 |
上位局信号の伝送路に主波との遅延時間差が小さいマルチパス成分が存在する環境において、マルチパスによる歪みを等化して再送信する回り込みキャンセラ、及びそれを用いて上位局波を良好かつ安定に中継する中継装置を実現できる。 |
技術概要
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回り込みキャンセラ1は、減算部201、FFF202、FBF203、及びフィルタ係数制御部10を備えている。フィルタ係数制御部10は、有効シンボル期間抽出手段11、FFT手段12、チャネル応答推定手段13、LPF手段14、除算手段15、キャンセル残差算出手段16、IFFT手段17、23、係数切り出し手段30、31、乗算手段18、24、加算手段19、25、遅延手段20、26、FFT窓位置補正手段21、等化残差算出手段22、及び畳み込み演算手段27を備えている。畳み込み演算手段27は、畳み込み演算段28及びフィルタ係数設定段29を備えている。フィルタ係数制御部10がFFF202のフィルタ係数の生成に際し、LPF手段14が、チャネル応答の低域成分を抽出して、伝送路特性のみが含まれるチャネル応答を生成する。FFF202のフィルタ係数は、FFT窓位置補正手段21、等化残差算出手段22、IFFT手段23、乗算手段24、加算手段25及び遅延手段26により、上位局信号の伝送路特性のみが含まれるチャネル応答から生成される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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