出願番号 |
特願2011-045223 |
出願日 |
2011/3/2 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2012-181142 |
公開日 |
2012/9/20 |
登録番号 |
特許第5682065号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
ステレオ画像処理装置及びステレオ画像処理方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
2枚の画像の画素それぞれを相互に対応付けて2台のカメラの対象物に対する視差を画素ごとに求めるステレオ画像処理装置 |
目的 |
テクスチャの弱い領域および奥行きの段差を有する画像であっても、画像の対応付けに際しミスマッチングを軽減して高精度の視差検出を行うことができるステレオ画像処理装置、方法を提供する。 |
効果 |
特定の方向においてテクスチャが弱い場合や、同じ方向にテクスチャが類似する場合であっても、他の方向から連続する奥行きが支持され、ステレオマッチングの精度を向上させることができる。
また、方向に優先順位を与えることによって、奥行きの段差を保存する。画素ごとに、各方向の信頼性を推定し、信頼性の低い方向の評価を低く、信頼性の高い方向の評価を高くすることによって、修正コストが平滑化されることを抑止することができる。
ステレオ画像をもとに視差データを算出する画像処理装置に適用可能である。 |
技術概要
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第一の画像と第二の画像が入力されると、第一の画像の第一の画素データを相互に異なる位置に含む複数の第一のウィンドウの各々について、当該第一ウィンドウと、指定された視差データに対応した前記第二の画像の第二のウィンドウとの間の非類似性に応じた評価値であるウィンドウコストを生成する。次に、第一のウィンドウのウィンドウコストに、第一の画素データに隣接する三以上の画素データのウィンドウコストを累積加算した累積加算コストを集計した修正コストを計算し、計算した修正コストに基づいて第一の画像の画素データそれぞれの対応点を第二の画像において求め、視差データを出力する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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