出願番号 |
特願2007-075048 |
出願日 |
2007/3/22 |
出願人 |
国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 |
特開2008-231313 |
公開日 |
2008/10/2 |
登録番号 |
特許第5156947号 |
特許権者 |
国立大学法人 熊本大学 |
発明の名称 |
酸化物ナノシート蛍光体及びその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
オプトエレクトロニクス、フラットパネルディスプレイ、光機能材料、半導体ナノ粒子蛍光体、プラズマディスプレイ、発光プローブ、照明器具 |
目的 |
酸化物ナノシート蛍光体及びその製造方法であって、青色発光が可能な酸化物ナノシート蛍光体及びその製造方法の提供。 |
効果 |
この技術は、ストロンチウム、タンタル及びビスマスを含むビスマス層状酸化物を酸処理することによって、酸化ビスマス層を選択的にプロトンと置換させた後、有機アミンなどを作用させて層間を剥離して得ることができる酸化物ナノシートであり、青色発光が可能な酸化物ナノシートを提供できる。 |
技術概要 |
この技術の酸化物ナノシート蛍光体は、ストロンチウム、タンタル及びビスマスを含む2次元結晶子であること特徴としており、この酸化物ナノシート蛍光体は、酸化物ナノシート単独で蛍光特性を示す。好ましい実施形態における酸化物ナノシート蛍光体は、ダブルペロブスカイト層から構成されている。好ましくは、ダブルペロブスカイト層の1層から構成されている。このようなダブルペロブスカイト層が構成される酸化物ナノシート蛍光体は、例えば、Bi↓2SrTa↓2O↓9などで示されるダブルペロブスカイト型のタンタル酸ストロンチウムビスマスを酸処理し、層間の酸化ビスマスをプロトンと交換した後、層間に塩基性化合物を作用させて、層間を剥離することにより製造することができる。即ち、タンタル酸ストロンチウムビスマスを酸処理すると、層間の酸化ビスマス層が、プロトンすなわちH↑+に置換されたプロトン置換体が得られる。このプロトン置換体に有機アミンなどの塩基性化合物を作用させることにより、層間を剥離することができ、酸化物ナノシート蛍光体を得ることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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