出願番号 |
特願2006-163070 |
出願日 |
2006/6/13 |
出願人 |
国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 |
特開2007-332048 |
公開日 |
2007/12/27 |
登録番号 |
特許第5023323号 |
特許権者 |
国立大学法人 熊本大学 |
発明の名称 |
アクアポリン5の発現亢進剤 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
水分代謝異常を伴う疾患、呼吸不全を伴う疾患、シェーグレン症候群、乾燥症状 |
目的 |
口渇、ドライアイ、鼻腔乾燥に伴う出血、皮膚乾燥による掻痒感、又は肺水腫などのアクアポリン(AQP)5の機能異常に起因する疾患の予防及び/又は治療のための医薬として有用なアクアポリン5の発現亢進剤の提供。 |
効果 |
この技術による、レチノイン酸又はその塩を有効成分として含むアクアポリン5の機能異常に起因する疾患の予防及び/又は治療のための医薬は、口渇、ドライアイ、鼻腔乾燥に伴う出血、皮膚乾燥による掻痒感、気道乾燥による咳及び痰、又は肺水腫などの、アクアポリン5の機能異常に起因する疾患の予防及び/又は治療のための医薬として有用である。 |
技術概要 |
この技術は、AQP5の発現亢進物質は,水分代謝異常だけでなく、呼吸すなわちガス交換の効率化により、呼吸不全治療薬としても有用であるとの知見に基づいて開発されたもので、レチノイン酸又はその塩を有効成分として含む、アクアポリン5の発現亢進剤を提供する。また、この技術は、レチノイン酸又はその塩を有効成分として含む、アクアポリン5の機能異常に起因する疾患の予防及び/又は治療のための医薬を提供する。好ましくは、アクアポリン5の機能異常に起因する疾患は、水分代謝異常を伴う疾患、又は呼吸不全を伴う疾患、詳しくは、アクアポリン5の機能異常に起因する疾患は、口渇、ドライアイ、鼻腔乾燥に伴う出血、皮膚乾燥による掻痒感、気道乾燥による咳及び痰、又は肺水腫である。更に、この技術は、アクアポリン5の発現を亢進する方法であってレチノイン酸又はその塩を細胞に接触させる方法;及び、アクアポリン5の機能異常に起因する疾患の予防及び/又は治療方法であってヒトを含む哺乳類動物に有効量のレチノイン酸又はその塩を投与する工程を含む方法を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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