出願番号 |
特願2005-291485 |
出願日 |
2005/10/4 |
出願人 |
国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 |
特開2006-135947 |
公開日 |
2006/5/25 |
登録番号 |
特許第4810655号 |
特許権者 |
国立大学法人 熊本大学 |
発明の名称 |
パルス発生装置およびパルス発生方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
大気・水質改善等の環境浄化技術、細菌・細胞制御等のバイオ技術、バイポーラトランジスタ、パルスパワー |
目的 |
マルクス回路を利用したパルス発生回路、パルス発生装置およびパルス発生方法であって、出力パルスの立ち上がりおよび立ち下がりをより高速化することが可能なパルス発生回路、パルス発生装置およびパルス発生方法の提供。 |
効果 |
この技術では、第1、第2のマルクス回路から第1、第2のパルス電圧を発生させ、両パルス電圧のうちの一方のみが発生したときにはそれらを結合する第3のスイッチ素子をオフ状態として、高速な立ち上がりを有するパルス電圧をそのまま出力する一方、時間差をもって他方のパルス電圧も発生させたときには、第3のスイッチ素子をオン状態として両パルス電圧を互いに打ち消し合う方向に重畳させるようにしたので、他方のパルス電圧の高速な立ち上がりに応じて出力パルス電圧の立ち下がりも高速化することができる。 |
技術概要
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この技術では、第1のスイッチ素子を用いた第1のマルクス回路から、高速な立ち上がりを有する第1のパルス電圧が発生し、第2のスイッチ素子を用いた第2のマルクス回路から、第1のパルス電圧とは電圧極性が異なる第2のパルス電圧が発生する。これら第1、第2のマルクス回路を含む第1、第2のパルス発生部同士は、第3のスイッチ素子を含むスイッチ素子を含むパルス結合部によって、接続されている。第1、第2のパルス電圧のうちの一方のみが発生したときには、そのパルス電圧は、第3のスイッチ素子を構成する整流素子の降伏電圧を越えることはなく、第3のスイッチ素子はオフ状態となり、そのパルス電圧がそのまま、高速な立ち上がりを有する出力パルス電圧として出力される。一方、時間差をもって他方のパルス電圧も発生し、第1、第2のパルス電圧の両方が発生した状態となると、第3のスイッチ素子が降伏状態となって、オン状態となり、それらのパルス電圧は重畳されると互いに打ち消し合う方向に作用し、他方のパルス電圧の高速な立ち上がりに応じて、出力パルス電圧の立ち下がりも高速化されている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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