有機質系廃液の燃焼ノズル装置、その燃焼処理方法並びにエネルギー発生システム

開放特許情報番号
L2011002727
開放特許情報登録日
2011/6/17
最新更新日
2011/11/4

基本情報

出願番号 特願2005-199908
出願日 2005/7/8
出願人 国立大学法人 熊本大学
公開番号 特開2007-017099
公開日 2007/1/25
登録番号 特許第4830098号
特許権者 国立大学法人 熊本大学
発明の名称 有機質系廃液の燃焼ノズル装置、並びにエネルギー発生システム
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 焼酎製造に伴う廃液、大豆等の煮汁廃液、豚糞尿、畜産糞尿廃液
目的 簡単な構成で低コストであり、しかも小型の装置構成により小スペースでボイラやタービンその他の熱源あるいは駆動源機器と接続して設置し得る有機質系廃液の燃焼ノズル装置、エネルギー発生システム及びその燃焼処理方法の提供。
効果 この技術の有機質系廃液の燃焼ノズル装置は、基本的にどのような特性の有機廃液でも燃焼させることができるから、河川放流に頼らざるを得なかった焼酎廃液、大豆煮汁や、地中吸い込み、貯留、埋め立て処理等しか対策がなかった動物糞尿処理等について、効果的に処理ができ、しかもエネルギー源として有効活用しうる。さらに、燃焼用燃費コストを大幅に低減でき、しかも、簡単な構造により故障が少なく、しかも、装置のメンテナンスや管理を簡易に行なえる。
技術概要
この技術の有機質系廃液の燃焼ノズル装置は、中空閉鎖容器と、中空閉鎖容器の中空部にそれぞれ異なる連通ポートで連通接続された有機質廃液圧送管と、助燃材圧送管と、空気圧送管と、中空閉鎖容器内に圧送される有機質廃液と助燃材と空気との混合流体を大気側へ噴出させる噴出ノズルと、を含み、有機質廃液と助燃材と空気とを同時に中空閉鎖容器内に圧送し噴出ノズルから噴出されるそれらの混合流体を燃材として着火燃焼させることを特徴とする。装置の運転時、同一の中空閉鎖容器の中空部に対し、同時に複数の異なる連通ポートを介して有機質廃液と助燃材と空気とを圧送し、混合させて外部に噴出させる。比較的に大きな連通ポート孔から閉鎖容器内部に流体を導入させ、十分に混合した混合流体を比較的に小さな噴出ノズルから噴射させることで有機廃液や助燃材等の流動の際の目詰まりをしないようにさせつつ、燃焼に適した微粒子状ミストを確実に生成させてほとんどあらゆる有機廃液の燃焼、あるいは燃焼処理を実現している。
実施実績 【無】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 国立大学法人熊本大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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