出願番号 |
特願2005-170063 |
出願日 |
2005/6/9 |
出願人 |
国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 |
特開2006-340669 |
公開日 |
2006/12/21 |
登録番号 |
特許第4714863号 |
特許権者 |
国立大学法人 熊本大学 |
発明の名称 |
細胞刺激装置 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
動物細胞、植物細胞、DNA、RNA |
目的 |
電界の作用により細胞内構成要素を刺激するための細胞刺激装置であって、目的および用途に応じた刺激を任意の細胞内構成要素に選択的に印加することの可能な細胞刺激装置の提供。 |
効果 |
この技術の細胞刺激装置によれば、細胞内構成要素のうち任意に選択した要素に含まれる誘電性物質の緩和時間の逆数と等しい値の周波数を基本周波数とするバースト高周波電界を発生するようにしたので、任意の細胞内構成要素を選択的に刺激することができる。また、目的および用途に応じた刺激を細胞内構成要素に与えることもできる。これにより、目的および用途に応じた刺激を任意の細胞内構成要素に選択的に与えることが可能になる。 |
技術概要
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この技術の細胞刺激装置は、細胞内構成要素のうち任意に選択した要素に含まれる誘電性物質の緩和時間の逆数と等しい値の周波数を基本周波数とするバースト高周波電界を発生する電界発生手段を備える。「バースト高周波電界」とは、所定の時間の間、切れ目なく周期的に発生する交流電界のことである。このバースト高周波電界は、時間軸に関して基本周波数成分以外の周波数成分のほとんどない純度の非常に高い電界であり、入力電力の多くが基本周波数帯域に集中しているという特徴を有する。「細胞内構成要素」とは、例えば、核、核小体、微小管、リボソーム、小胞体、ゴルジ体、リソソーム、中心体、分泌顆粒およびミトコンドリアであり、「細胞内構成要素に含まれる誘電性物質」とは、例えば、DNAおよびRNAなどのタンパク質である。この細胞刺激装置により、バースト高周波電界が電界発生手段から発生し、細胞内構成要素に印加されることにより、基本周波数の逆数と等しい値の緩和時間の誘電性物質を含む細胞内構成要素がバースト高周波電界から選択的に刺激を受けることになる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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