出願番号 |
特願2005-067599 |
出願日 |
2005/3/10 |
出願人 |
国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 |
特開2006-153835 |
公開日 |
2006/6/15 |
登録番号 |
特許第4665163号 |
特許権者 |
国立大学法人 熊本大学 |
発明の名称 |
漏洩検査方法および漏洩検査装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
燃料ガスや石油類などの流体、圧力タンク、パイプライン、燃料ガス配管設備 |
目的 |
圧力式の漏洩検査において、配管またはタンク内の流体の圧力変化における温度起因の変動分を、状況の変化に応じて高精度で確実に除去することが可能な漏洩検査方法および漏洩検査装置の提供。 |
効果 |
この技術によれば、容器内の流体の測定圧力に占める温度起因圧力成分を適応的に推定し、これを測定圧力から差し引いた温度補償圧力の変化に基づいて漏洩検査を行うようにしたので、流体の圧力変化における温度起因の変動分を、状況の変化に応じて高精度で確実に除去することができ、高精度で信頼性の高い漏洩検査を行うことができる。 |
技術概要
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この技術の漏洩検査装置は、容器内の流体の圧力を測定する圧力測定手段、容器内の流体の温度、容器の容壁の温度、および容器周囲の温度のうちの少なくとも1つを測定する温度測定手段を備える。測定温度に基づいて測定圧力に占める温度起因圧力成分の推定値を出力すると共に、測定圧力と温度起因圧力成分の推定値との差である誤差信号に基づいて推定特性を適応的に変化させる適応的推定器の出力によって、温度起因圧力成分を適応的に推定し、温度起因圧力成分を測定圧力から差し引くことにより、温度補償圧力を求め、この温度補償圧力の変化に基づいて容器の漏洩検査を行っている。この場合において、適応的推定器としてデジタルフィルタを用い、このデジタルフィルタの出力によって温度起因圧力成分を適応的に推定するようにするのが好ましく、さらに温度補償圧力として誤差信号を用いるようにするのがより好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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