腫瘍特異的プロモーターおよびその用途

開放特許情報番号
L2011002599
開放特許情報登録日
2011/6/3
最新更新日
2014/5/21

基本情報

出願番号 特願2009-095888
出願日 2009/4/10
出願人 国立大学法人高知大学
公開番号 特開2010-246399
公開日 2010/11/4
登録番号 特許第5494916号
特許権者 国立大学法人高知大学
発明の名称 腫瘍特異的プロモーターおよびその用途
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 検査・検出、材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 腫瘍特異的プロモーター、脳腫瘍に特異的かつ高い活性を示すプロモーター、ポリヌクレオチド、レトロウイルスベクターを用いた悪性腫瘍を標的とした自殺遺伝子療法で有効に使用できる腫瘍特異的なプロモーター、癌の遺伝子治療、脳腫瘍診断
目的 癌の遺伝子治療においては、腫瘍細胞もしくは腫瘍組織において目的とする遺伝子を特異的に発現させることが、遺伝子治療の効率化および安全性の点から重要であり、現在、遺伝子治療が直面している課題の一つである。かかる腫瘍特異的な遺伝子発現を可能にする重要な鍵となるのが、導入遺伝子の発現を腫瘍特異的に制御するプロモーターの開発である。そこで、主として、レトロウイルスベクターを用いた悪性腫瘍を標的とした自殺遺伝子療法において有効に使用できる腫瘍特異的なプロモーターを提供する。
効果 この腫瘍特異的プロモーターは、腫瘍細胞および腫瘍組織、特に脳腫瘍細胞および脳腫瘍組織に特異性にプロモーター活性を発揮する。このため、この腫瘍特異的プロモーターを用いることにより、腫瘍、特に脳腫瘍に対して、極めて安全かつ効果的な遺伝子治療が可能となる。また、この腫瘍特異的プロモーターを用いることにより、腫瘍、特に脳腫瘍を特異的に検出することができ、精度の高い脳腫瘍診断が可能となる。
技術概要
この腫瘍特異的プロモーターは、特定する塩基配列またはこの配列に相補する塩基配列に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズする塩基配列を有し、且つ腫瘍特異的プロモーター活性を有するポリヌクレオチドからなる。特に、脳腫瘍に特異的なプロモーターである。また、この腫瘍特異的プロモーターを、外来構造遺伝子の塩基配列に作動可能に連結した状態で含むウイルスベクターが提供される。特に、この外来構造遺伝子が、細胞に対して毒性を示すタンパク質をコードする遺伝子、薬物を細胞に対して感受性にする遺伝子、あるいはレポーター遺伝子である。更に、これらウイルスベクターを含む、腫瘍細胞を殺傷するための医薬組成物あるいは脳腫瘍を検出するための組成物が提供される。癌精巣抗原遺伝子群の中から、脳腫瘍細胞に特異的に発現する遺伝子としてHomo sapiens synovial sarcoma, X breakpoint 4 (SSX4)遺伝子を見出し、このSSX4遺伝子が正常星状細胞では発現せず、腫瘍細胞において特異的に発現することを確認し、特定する塩基配列を最小配列として有するSSX4プロモーターは、図に示すように、腫瘍特異的プロモーターであることを確認した。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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