銀亜鉛錯体、および抗菌・抗カビ剤

開放特許情報番号
L2011002598
開放特許情報登録日
2011/6/3
最新更新日
2014/2/25

基本情報

出願番号 特願2009-081876
出願日 2009/3/30
出願人 国立大学法人高知大学
公開番号 特開2010-235451
公開日 2010/10/21
登録番号 特許第5435547号
特許権者 国立大学法人高知大学
発明の名称 銀亜鉛錯体、および抗菌・抗カビ剤
技術分野 有機材料、繊維・紙、土木・建築
機能 材料・素材の製造、洗浄・除去
適用製品 銀亜鉛錯体、Zn−Ag−Zn−Agの四核錯体、抗菌・抗カビ剤、抗菌・抗カビ剤組成物
目的 無機系抗菌剤は、光や熱に弱くハロゲンなどにも鋭敏なため耐久性に劣り、長寿命の酸化チタンは抗菌性発現のために光が必要である等から、紙、繊維、布帛などの基材に担持した抗菌製品の開発に大きな支障をもたらしている。また、抗菌製品には、好ましくは抗カビ性も更に有することが要求され、抗菌・抗カビ剤の開発が望まれている。そこで、抗菌性と抗カビ性の両特性に優れ、耐久性や加工性も良好な新規な銀亜鉛錯体、およびこの銀亜鉛錯体を含有する抗菌・抗カビ剤を提供する。
効果 この銀亜鉛錯体は、抗菌・抗カビ剤として有用であり、特に、長時間の光照射後も抗菌・抗カビ作用が維持されるなど耐光性に優れている。よって、この抗菌・抗カビ剤は、様々な製品に適用可能であり、例えば、紙類、繊維・布帛、フィルター類のほか、木材などの建材製品、プラスチック類などの素材に利用することができる。また、公知の銀コバルト錯体に比べ、安全性の高い亜鉛を原料として合成でき、食品などに繁殖し易いアオカビに対しても良好な抗カビ作用を発揮し、食品分野への適用も充分可能である。また、酵母類などにも適用可能である。
技術概要
この抗菌・抗カビ剤は、式(1)で表される、新規な、Zn−Ag−Zn−Agの四核錯体を含有する(式中、R↑1〜R↑8は、Hまたは炭素数が1〜6のアルキル基であり、A↑1〜A↑4は、炭素数が1〜6のアルキレン基である)。この新規なZn−Ag−Zn−Agの四核錯体の具体例として、式(2)の化合物が挙げられる。この抗菌・抗カビ剤は、固体状態のままで使用しても良いし、水などの溶媒に溶解した溶液状態で使用しても良い。溶液状態で使用するときの濃度は、所望の抗菌・抗カビ作用が発揮されるように適宜調整すれば良いが、おおむね、0.2〜1.0質量%の濃度に調整して用いることが好ましい。抗菌・抗カビ剤組成物は、抗菌・抗カビ剤と基材を含有する。用いられる基材は、例えば、紙、繊維、布帛、フィルターなどの紙・繊維製品類;木材、石膏ボードなどの建材製品;フィルム、プラスチック、金属、ガラスなどの素材などが挙げられる。基材に担持する抗菌・抗カビ剤の配合量は、例えば、紙類や布帛類などの基材にこの抗菌・抗カビ剤を用いる場合、基材全体に対し、おおむね、0.1〜0.5質量%を配合することが好ましい。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT