キレーター化合物含有薬物輸送剤

開放特許情報番号
L2011002590
開放特許情報登録日
2011/6/3
最新更新日
2011/6/3

基本情報

出願番号 特願2009-018226
出願日 2009/1/29
出願人 国立大学法人高知大学
公開番号 特開2009-203228
公開日 2009/9/10
発明の名称 キレーター化合物含有薬物輸送剤
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品、有機材料
機能 安全・福祉対策、検査・検出、材料・素材の製造
適用製品 キレーター化合物含有薬物輸送剤、ドラッグデリバリーシステム用薬物輸送剤、生体分子機能解析
目的 生体分子機能解析に際して、薬物を対象となる細胞へ特異的に効率良く導入することが重要である。薬物導入手法として各種方法が提案されているが、それぞれに課題があり、細胞へ薬物を効率良く選択的に輸送する薬物輸送剤が望まれている。そこで、遺伝子や薬理作用発現物質等の薬物を標的とする器官や細胞へ輸送し、その機能を生化学的に解析したり診療したりするのを可能にするドラッグデリバリーシステム用の薬物輸送剤を提供する。
効果 この薬物輸送剤は、特定の標的器官や標的細胞への指向性を発現し、また、薬物を効率良く放出して選択的に細胞へ輸送させることができる。この薬物輸送剤は、標的に応じて適当な任意のタンパク質をリポソーム表面に付加することを可能とする。特にタンパク質として、細胞膜と特異的に結合するものが選択される。この薬物導入法によれば、細胞レベルでの作用機序の解明や適切な診療が可能となる。この薬物輸送剤は、キレーター化合物と生体分子間の親和性を利用し、標的とする細胞表面の糖鎖を認識させて、特異的に結合させることを可能とする。
技術概要
この薬物輸送剤は、コロイド粒子に、窒素含有複素環基と直鎖状又は分岐鎖状で飽和又は不飽和の脂肪族基とを有するキレーター化合物が含有され、この窒素含有複素環基がコロイド粒子の表面から露出して金属イオンにキレートしており、細胞の表面の細胞特異的に発現する特定分子に特異的に結合する認識タンパク質中のヒスチジン基が、コロイド粒子の周囲で金属イオンにキレートしている。この薬物輸送剤は、キレーター化合物中、窒素含有複素環基がフェナントロリル基、ピリジル基、又はターピリジル基、脂肪族基が炭素数6〜20でアルキル基、アルケニル基又はアルキニル基が好ましく、特に、キレーター化合物が、式(1)、式(2)、及び式(3)で示される化合物であることが好ましい(式中、R↑1、R↑2及びR↑3は脂肪族基)。好ましい金属イオンは、ニッケルイオン、コバルトイオン、或は銅イオン、認識タンパク質は、ヒスチジン基を含有するオリゴペプチドに結合したタンパク質、コロイド粒子は、リポソーム、エマルジョン、合成高分子コロイド粒子、生体分解性樹脂コロイド粒子、薬物は、遺伝子、診断薬、又は治療薬である。図は、薬物輸送剤を用いた薬物導入方法の模式図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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