黄色ブドウ球菌バクテリオファージΦMR11由来インテグラーゼ、及びその認識配列を利用した部位特異的遺伝子組換え方法

開放特許情報番号
L2011002581
開放特許情報登録日
2011/6/3
最新更新日
2011/6/3

基本情報

出願番号 特願2006-540951
出願日 2005/10/12
出願人 国立大学法人高知大学
公開番号 WO2006/041096
公開日 2006/4/20
発明の名称 黄色ブドウ球菌バクテリオファージΦMR11由来インテグラーゼ、及びその認識配列を利用した部位特異的遺伝子組換え方法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 黄色ブドウ球菌バクテリオファージΦMR11由来インテグラーゼ、不可逆的に部位特異的に遺伝子組換えを起こす組換え酵素、不可逆的部位特異的遺伝子組換え方法、リコンビナーゼ活性を有するタンパク質をコードするDNA、リコンビナーゼ活性を有するタンパク質
目的 汎用されている部位特異的遺伝子組換え技術は、大腸菌ファージP1由来のリコンビナーゼCreとその認識部位loxPを用いたCre-loxPの系である。しかし、Cre-loxP系は、組換えが可逆的であるため、無視できない頻度で組換えが元に戻ってしまう逆反応が生じるという問題がある。そこで、従来のCre-loxP系が有する欠点を克服した、新規な不可逆的部位特異的遺伝子組換えシステムを提供する。
効果 この方法によれば、不可逆的部位特異的な遺伝子組換え技術に好適に利用できるリコンビナーゼとして、新規なΦMR11由来インテグラーゼを提供することができる。この新規な部位特異的な組み換え技術は、従来のシステムとは異なり、可逆的に組換えが戻るといった逆反応が生じず、組み換えの産物を安定して作成することができる。この技術によれば、挿入だけでなく、種々の組換え態様、トランスロケーション、欠失、及び他の転位も行うことができ、例えば遺伝子の発現や生体の発生をスイッチング(ON-OFF)によって制御することも可能である。
技術概要
不可逆的に部位特異的に遺伝子組換えを起こすリコンビナーゼ活性を有する酵素として、黄色ブドウ球菌のファージΦMR11が保有するインテグラーゼ酵素とその認識部位attP及びattBを用い、従来とは異なる不可逆的な部位特異的遺伝子組換え系が構築できることが分った。こうして、この不可逆的部位特異的遺伝子組換え方法は次の態様を包含する。@ 第1組換え部位(attP1)及び第2組換え部位(attP2)がコア配列を介して接続してなる認識配列(attP1/P2)を有するポリヌクレオチド、A 第3組換え部位(attB1)及び第4組換え部位(attB2)がコア配列を介して接続してなる認識配列(attB1/B2)を有するポリヌクレオチド、及びB黄色ブドウ球菌ΦMR11ファージに由来するインテグラーゼを組み合わせて、C第1組換え部位(attP1)及び第4の組換え部位(attB2)がコア配列を介して接続してなる組換え配列(attP1/B2)を有するポリヌクレオチド、及び(v) 第3組換え部位(attB1)及び第2の組換え部位(attP2)がコア配列を介して接続してなる組換え配列(attB1/P2)を有するポリヌクレオチドを生成する。図は、ヒト細胞(HeLa)内での部位特異的DNA組換えの模式図である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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