酵素活性の安定化方法および酵素組成物

開放特許情報番号
L2011002580
開放特許情報登録日
2011/6/3
最新更新日
2011/6/3

基本情報

出願番号 特願2006-241636
出願日 2006/9/6
出願人 国立大学法人高知大学
公開番号 特開2007-097586
公開日 2007/4/19
発明の名称 酵素活性の安定化方法および酵素組成物
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 環境・リサイクル対策、材料・素材の製造、洗浄・除去
適用製品 酵素組成物、酵素とポリグルタミン酸とを含有する酵素組成物、酵素活性の安定化方法、酵素のポリグルタミン酸による安定化、環境浄化方法、酵素による環境中の有害化合物の分解
目的 従来、高温条件下でも酵素の活性を安定化する技術や、過酷条件下でも活性を示す酵素はあるが、環境の浄化にこれら酵素を用いる場合には依然として問題がある。汚染土壌や汚染水ではpH等の環境ファクターが異常化しており生体触媒である酵素は変性し活性が極度に低下したり、過酷環境下で生存可能な極限環境微生物の培養は煩雑であったりするからである。そこで、高温や強アルカリといった様々な過酷環境下でも酵素の活性を安定化する技術と、この様な過酷環境下でも活性を示す酵素組成物であり環境浄化や化学合成等に使用できる技術を提供する。
効果 この酵素活性の安定化方法によれば、高温や高pH、プロテアーゼの存在といった様々な過酷環境下や、凍結と融解の繰り返しといった過酷な使用条件下においても、酵素の活性を安定的に発揮せしめることができる。また、この酵素組成物は同様の過酷な条件下や使用条件下でも活性を示し、特に従来の一般的な酵素ではその効果を発揮できなかった環境中でも有害化合物を分解等できることから、産業上極めて有用である。
技術概要
この酵素活性の安定化方法は、酵素にポリグルタミン酸を添加することからなる。活性を安定化する酵素の種類は、特に制限されず、例えば、難分解性化合物の水溶性を高める酸化酵素や分解に係るオキシゲナーゼ、化学反応に有用な転移酵素、加水分解酵素、リアーゼ、イソメラーゼ、更には、極端に不安定なDNAリガーゼ等が挙げられる。用いるポリグルタミン酸は、酵素や構造タンパク質と同じく生物が作るアミノ酸の重合物であり、酵素と類似の物理化学性を備えているが、基本的には酵素のような触媒機能を備えておらず、素材としての強靱性や汎用性に加え、安全で、環境にも優しい生分解性バイオポリマーである。このようにして、酵素とポリグルタミン酸とを含有する酵素組成物が提供される。酵素に対してポリグルタミン酸の含有量は、望ましくは5質量%以上であり、ポリグルタミン酸を構成するグルタミン酸におけるL−グルタミン酸の割合は90%以上、また、ポリグルタミン酸の平均分子質量は200kDal以上が好ましい。この酵素組成物は環境浄化に用いられる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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