出願番号 |
特願2009-131658 |
出願日 |
2009/5/31 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
特開2010-274012 |
公開日 |
2010/12/9 |
登録番号 |
特許第5614672号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
体内治療装置 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
体内に形成され流体が流通する流路、血管、消化管、消化腺、気管、悪性新生物 |
目的 |
患部である腫瘍塊の加熱にあたり、血液が介されるため、加熱による治療の効果が十分ではなく、これは、発熱源が患部から比較的離れていることに起因することに鑑み、患部により近づき得ることで効果的な治療が行われ得る装置の開発。 |
効果 |
移動体は自発的に流路を移動し得、長尺体も移動体と一体的に移動し得る。このため、移動体のサイズが流路に応じて調整されることで、細い流路であっても移動体及び長尺体が容易に流路へ導入され得る。従って、例えば、患部近傍の流路が細い場合(即ち、例えば、流路が末梢血管である場合など)であっても、移動体及び長尺体(の一部)が、患部近傍に近づき得る。また、移動体及び長尺体(の一部)を、患部内に進入させることもできる。 |
技術概要
|
この技術では、体内治療装置は、可撓性を有する長尺体と、長尺体に配設されるとともに、体内に形成された流路を流れる流体の流動に伴って、流動における下流に向かって流路を移動する移動体とを備える。ここにおいて、「可撓性を有する長尺体」は、カテーテル、ワイヤ、リード線等であって、これらに限定されない。また、「体内に形成された流路」は、血管、消化管、消化腺、気管等における流路であって、これらに限定されない。「流体」は、液体、及び/又は気体である。移動体を患部治療のために機能させる場合、例えば、患部近傍の流路を閉塞するように機能させることが好適である。これにより、流路に薬液を注入する場合には、流路における閉塞部位、即ち、患部近傍にて薬液の濃度がより大きくなり得る。また、長尺体(の一部)を利用して血管中の血液を加熱する場合には、流路における閉塞部位、即ち、患部近傍にて温度がより高くなり得る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|