出願番号 |
特願2009-138284 |
出願日 |
2009/6/9 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2010-286268 |
公開日 |
2010/12/24 |
登録番号 |
特許第5140891号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
信号ピーク測定システム |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
信号ピーク測定システム |
目的 |
被験体に対する電磁波の送受信で得られた信号波形からテンプレート信号を求め、さらにこのテンプレート信号と先の信号波形との相互相関を計算して相関係数の時間的変化を得ることで、ノイズの影響を避けて所望の情報を取得でき、被験体の状態を適切に把握して評価可能とする信号ピーク測定システムを提供する。 |
効果 |
位相差信号からはノイズの影響で測定対象となる被験体の振動に係るピークを直接認識しにくい場合でも、この相関係数の鮮明なピークを測定対象のピークとして適切に使用でき、被験体の振動状態に基づいて位相差信号に含まれるピークに係る各種測定を効率よく実行でき、正確な測定値が得られる。 |
技術概要
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図1は信号ピーク測定システムのブロック構成図、図2は信号ピーク測定システムのハードウェア構成図、図3は信号ピーク測定システムのテンプレート信号作成過程説明図、図4は信号ピーク測定システムの処理過程を示すフローチャート、である。信号ピーク測定システム1は、被験体70に対し連続の電磁波を照射すると共に、被験体70からの反射波を受信し、照射波と反射波との位相差に基づく信号を出力する電磁波送受信手段11と、照射波と反射波との位相差信号波形から、この信号波形上で測定対象としての心拍に対応する各ピークの発生予想時を中心に所定時間幅分をそれぞれ抽出して加算平均処理を行い、平均波形としてのテンプレート信号を作成するテンプレート作成手段12と、位相差信号とテンプレート信号との相互相関を、位相差信号の所定単位時間ごとに順次求めて、この単位時間ごとの各時点における相関係数の時間的変化の波形である相関係数信号を取得する相互相関処理手段13と、得られた相関係数信号において所定の閾値を超えるピークの発生時を、測定対象のピーク発生時として認定するピーク認定手段14とを備える。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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