出願番号 |
特願2009-071498 |
出願日 |
2009/3/24 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2010-222300 |
公開日 |
2010/10/7 |
登録番号 |
特許第5582433号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
機能性ペプチドを表すルールの抽出法、機能性ペプチドの設計法及び調製法、ポリペプチド又はポリペプチド含有組成物の評価法、並びに機能性ペプチド |
技術分野 |
有機材料、食品・バイオ、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
機能性ペプチド、機能性ペプチドを表すルールの抽出法、機能性ペプチドの設計法、機能性ペプチドの調製法、ポリペプチド又はポリペプチド含有組成物の評価法 |
目的 |
近年、生活習慣病が世界の先進国では深刻に蔓延しており、高コレステロール血症、高トリグリセライド血症、又は動脈硬化症の予防・改善のための医薬又は食品の提供が切望されている。関連して、機能性ペプチドを効率的に見出すことを可能にする手段、また、機能性ペプチドの含有量の多いポリペプチドや食品を見出す手段、更には、機能性の高いペプチド(高機能ペプチド)の提供が望まれている。そこで、機能性ペプチドを効率的に見出すことを可能にする手段を提供する。また、機能性の高いペプチドを提供する。 |
効果 |
機能性ペプチドを表すルール、ポリペプチド又はポリペプチド含有組成物の評価法が提供される。この機能性ペプチドを表すルールは、新規機能性ペプチドの効率的な設計、同定に有用である。この手法は汎用性が高く、様々な機能性ペプチドの探索に利用できる。このポリペプチド又はポリペプチド含有組成物の評価法によれば、特定の機能に関して、ポリペプチド又はポリペプチド含有組成物を点数によって評価することができる。点数化は、ポリペプチド等の客観的な評価、機能性の高いポリペプチド等の特定や創出、ポリペプチド等の分類などに利用できる。 |
技術概要
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機能性ペプチドの設計法として、次のステップを経て選抜したペプチド配列からなるペプチドを試料として機能性アッセイを行い、ペプチドを設計する方法が提供される。(1)アミノ酸残基数が同一で且つ配列が互いに異なる複数のペプチド配列からなるペプチドライブラリーを用意するステップ、(2)N末端又はC末端からの位置毎に構成アミノ酸の物理化学的性質を数値化することによって、ペプチドライブラリーに含まれる各ペプチド配列を数値データに変換するステップ、(3)数値データを入力変数として階層的クラスタ分析し、各ペプチド配列を、N末端又はC末端からの位置毎に物理的性質の数値範囲で規定される複数のクラスタに分類するステップ、そして、(4)複数のクラスタの中から、クラスタ毎、所定数のペプチド配列を選抜するステップ。図は、機能性ペプチドを網羅的に探索・設計するための戦略(具体例)を示す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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