ヘテロ環縮環オリゴチオフェン及びその製造方法、並びにポリマー

開放特許情報番号
L2011002330
開放特許情報登録日
2011/5/13
最新更新日
2014/7/31

基本情報

出願番号 特願2009-048542
出願日 2009/3/2
出願人 株式会社ダイセル
公開番号 特開2010-202554
公開日 2010/9/16
登録番号 特許第5546142号
特許権者 株式会社ダイセル
発明の名称 ヘテロ環縮環オリゴチオフェン及びその製造方法、並びにポリマー
技術分野 有機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 ヘテロ環縮環オリゴチオフェン、ヘテロ環縮環オリゴチオフェンポリマー、ヘテロ環縮環オリゴチオフェンの製造方法、電荷輸送能を有する有機化合物、有機発光素子、有機トランジスタ素子
目的 電荷輸送能を有する有機化合物は限られている。そこで、優れた電荷輸送能を有する新規な有機化合物の開発が、有機発光素子、有機トランジスタ、及び有機トランジスタ素子等、各種素子の分野の最大の課題となっている。そこで、電子供与性が高く、安定性に優れる新規なヘテロ環縮環チオフェン化合物、この化合物由来の単量体単位を含むポリマー、及び、このヘテロ環縮環チオフェン化合物を効率よく合成することができる製造方法を提供する。
効果 このヘテロ環縮環チオフェン化合物は、無置換のクォーターチオフェンと比べて高い酸化還元電位を有し、電子供与性が高く、また、酸化還元が可逆的且つ安定に進行し、酸化還元に対して安定であり、更に、化学修飾が容易である。よって、必要に応じて適宜化学修飾することにより、種々の物性を有するヘテロ環縮環チオフェン化合物を調製することができる。このヘテロ環縮環チオフェン化合物由来の単位を含むポリマーは、電子供与性が高く、安定性に優れる。
技術概要
このヘテロ環縮環チオフェン化合物は、式(1)で表される化合物である。このポリマーは、式(2)で表されるヘテロ環縮環チオフェン単位を少なくとも一部に有するポリマーである。このヘテロ環縮環チオフェン化合物の製造方法は、式(3)で表される化合物と、式(4)で表される化合物とを反応させ、チオフェンを得る方法である。尚、式中、R及びR’は一価の基、R↓1〜R↓4は、水素原子、ハロゲン原子、又は一価の基、XおよびX’は、2価のアリール基、nは任意の整数、そして、R↓1↓1及びR↓1↓2は、アルキルチオ基、フェニルチオ基、又はアルコキシフェニル基である。図は、試作化合物のX線単結晶構造解析により求めた分子構造とジオキサン中でのサイクリックボルタモグラムである。この化合物は、π共役の効果的な拡張に有利な構造を有する。この化合物は、フェロセンと同様に酸化され易く、電子供与性が高い性質を有し、還元も可逆的且つ安定に進行し、酸化還元の過程を経ても分解されず、酸化還元に対して安定である。従って、この化合物は、優れたp型半導体材料として有用である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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