出願番号 |
特願2010-292363 |
出願日 |
2010/12/28 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2012-140255 |
公開日 |
2012/7/26 |
登録番号 |
特許第5750752号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
2Dブロンズ型酸化タングステンナノシート、その製造方法およびそれを用いた光触媒とフォトクロミック素子 |
技術分野 |
機械・加工、化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
二次元(2D)ブロンズ構造を有する酸化タングステンナノシート、その製造方法およびそれを用いた光触媒とフォトクロミック素子 |
目的 |
金属−酸素八面体からなる六員環構造が、シート断面方向に複数規則的に配列した2Dブロンズ構造を有した酸化タングステンナノシート、その製造方法、および、それを用いた素子を提供すること。 |
効果 |
2Dブロンズ型ナノシートは、シート断面方向にナノサイズを有し、シート平面方向にはバルクサイズを有し得る。このようなサイズ・性状の薄片状ナノ物質は、他のナノ物質に比べ取り扱いが簡便であるだけでなく、製膜性、塗布性に優れており、薄膜材料、コーティング材として利用可能である。また、2Dブロンズ構造は、アルカリイオンをイオン交換することでオープンチャネルとして機能し得るので、各種分子やガスの吸着を利用したセンサー、触媒として有用である。 |
技術概要
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2Dブロンズ構造を持つホスト層からなる層状ポリタングステン酸を、そのホスト構造を維持したまま固体酸特性を有する水素イオン交換体に転換し、その層間に嵩高いカチオンを導入することによって単層剥離現象を誘発することによって、金属−酸素八面体からなる六員環構造がシート断面方向に規則的に配列した2Dブロンズ構造を有する酸化タングステンナノシートを得る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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