出願番号 |
特願2010-227078 |
出願日 |
2010/10/7 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2012-082446 |
公開日 |
2012/4/26 |
登録番号 |
特許第5448095号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
複合金属材料の製造方法 |
技術分野 |
金属材料、機械・加工、電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造、加圧・減圧、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
複合金属材料とその製造方法 |
目的 |
チタンを基材とし、燃料電池用のセパレータ等に利用できる、導電性に優れた複合金属材料及びその製造方法を提供する。 |
効果 |
チタン粉末にカーボン繊維が含有された成形体として得られることから、接触抵抗が抑えられ導電性に優れた複合金属材料を得ることができる。また、複合金属材料は圧縮剪断法を利用して得られるから、加工が容易であり省エネルギー化を図ることができる。また、本発明に係る複合金属材料は、チタン単体からなる材料と比較して接触抵抗が小さく、導電性に優れた複合金属材料として提供される。 |
技術概要
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チタン粉末にカーボン繊維を加えた粉末を粉砕混合して混合粉末を調製する工程と、前記混合粉末に圧縮荷重を加えながら剪断荷重を負荷することにより、前記混合粉末を固化して成形体とする圧縮剪断法による加工を施す工程と、を備えることを特徴とする複合金属材料の製造方法。本発明に係る複合金属材料は、Ti粉末とカーボン繊維の混合粉末を圧縮剪断法により成形して作製することが特徴である。圧縮剪断法は、常温の大気雰囲気中で加工を施して成形体とする方法であり、混合粉末を高温に加熱してTi粉末を溶融するといった必要がなく、加工が容易であるとともに省エネルギー化を図ることができるという利点がある。また、圧縮剪断法では、加工時に加熱したり焼結したりしないので、結晶粒が粗大化(再結晶)せず、微細な結晶粒の創成が可能で、材料強度を向上させることができ、緻密な成形体として得ることができるという利点がある。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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