マンノシルエリスリトール異性体の製造方法

開放特許情報番号
L2011001896
開放特許情報登録日
2011/4/1
最新更新日
2015/7/29

基本情報

出願番号 特願2008-020331
出願日 2008/1/31
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-178093
公開日 2009/8/13
登録番号 特許第5418999号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 マンノシルエリスリトール異性体の製造方法
技術分野 有機材料、生活・文化
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 植物油脂、バイオマス資源、化粧品、医薬品
目的 マンノシルエリスリトールの製造における原料コストを低減し、微生物を用いてマンノシルエリスリトール異性体を効率的かつ選択的に製造する方法の提供。
効果 本技術によれば、シュードザイマ属に属する微生物を利用して安価なグルコースまたはグリセロールからマンノシルエリスリトールを高い生産効率で製造することができる。また、バイオディーゼル燃料の製造に伴って増加しつつある、副産物としてのグリセロールを有効利用して、化粧品や医薬品の機能的成分として有用なマンノシルエリスリトールを量産できる点で、特に画期的である。
技術概要
 
この技術では、シュードザイマ属に属する微生物の中に、グルコースまたはグリセロールからマンノシルエリスリトール異性体それぞれを多量に産生できる微生物を見出した。即ち、(1)シュードザイマ(Pseudozyma)属に属する微生物をグルコースまたはグリセロールを炭素源として含有する培地にて培養し、培養物中からマンノシルエリスリトール異性体を採取する。(2)マンノシルエリスリトール異性体が、4−O−β−D−マンノピラノシル−(2R,3S)−エリスリトールまたは4−O−β−D−マンノピラノシル−(2S,3R)−エリスリトールである。(3)シュードザイマ(Pseudozyma)属に属する微生物が、シュードザイマ・フベイエンシス(Pseudozyma hubeiensis)に属する菌株である。(4)シュードザイマ・フベイエンシス(Pseudozyma hubeiensis)に属する菌株が、シュードザイマ・フベイエンシス(Pseudozyma hubeiensis)KM−59株(FERM P−20987)である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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