出願番号 |
特願2008-020331 |
出願日 |
2008/1/31 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-178093 |
公開日 |
2009/8/13 |
登録番号 |
特許第5418999号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
マンノシルエリスリトール異性体の製造方法 |
技術分野 |
有機材料、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
植物油脂、バイオマス資源、化粧品、医薬品 |
目的 |
マンノシルエリスリトールの製造における原料コストを低減し、微生物を用いてマンノシルエリスリトール異性体を効率的かつ選択的に製造する方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、シュードザイマ属に属する微生物を利用して安価なグルコースまたはグリセロールからマンノシルエリスリトールを高い生産効率で製造することができる。また、バイオディーゼル燃料の製造に伴って増加しつつある、副産物としてのグリセロールを有効利用して、化粧品や医薬品の機能的成分として有用なマンノシルエリスリトールを量産できる点で、特に画期的である。 |
技術概要 |
この技術では、シュードザイマ属に属する微生物の中に、グルコースまたはグリセロールからマンノシルエリスリトール異性体それぞれを多量に産生できる微生物を見出した。即ち、(1)シュードザイマ(Pseudozyma)属に属する微生物をグルコースまたはグリセロールを炭素源として含有する培地にて培養し、培養物中からマンノシルエリスリトール異性体を採取する。(2)マンノシルエリスリトール異性体が、4−O−β−D−マンノピラノシル−(2R,3S)−エリスリトールまたは4−O−β−D−マンノピラノシル−(2S,3R)−エリスリトールである。(3)シュードザイマ(Pseudozyma)属に属する微生物が、シュードザイマ・フベイエンシス(Pseudozyma hubeiensis)に属する菌株である。(4)シュードザイマ・フベイエンシス(Pseudozyma hubeiensis)に属する菌株が、シュードザイマ・フベイエンシス(Pseudozyma hubeiensis)KM−59株(FERM P−20987)である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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